平塚美術館で7月から開催されている 金魚絵師 《新堀隆介展 平成しんちう屋》。
いつだったかテレビで新堀さんの作品を見てから ず~~っと見たいと思っていた展示です。
これがまさか 平塚で開催されるとは・・・
平塚美術館 なかなかやるじゃん
学校が夏休み中の会場は混雑してそうだったので 終了間近の9月になってから見に行こうと思っていたのですが 台風後に復活した暑さにめげて クーラーの効いた建物の中で 見た目も涼し気な金魚たちに涼を求め 中ノ畑窯の展示に追った後 足を延ばしてきました。
《しんちう屋》という名前 江戸時代にあった金魚屋さんだったんですね~~
金魚酒が生まれるまで
ホールに展示された大きな平面作品。
展示室内には 升や桶以外にも ひっくり返った和傘の中 たんすの引き出し アルマイトのお弁当箱 靴の中 水が貯められる深さがあるあらゆるものの中に 作品が作り出されていました。
立体作品以外にも デッサンや 実際にあらゆる金魚を飼って その観察記録。
死んでしまった金魚も うろこの枚数まで数えて 詳細に観察しているのには驚きました。
キャンバスに描かれた平面金魚 今にも泳ぎだしそうです。
黒いキャンバスキャンバスに漂う長い尾ひれの透け感 こうやって描いているだ~~~
展示室の最終ブース しんちう屋のみ 写真撮影可能(フラッシュ 撮影音は) です。
こちらは 裏側から作品が見える様になっています。
只今夏休みのまっただ中 早い時間は混雑するかもと 午後3時半ごろ見に行きました。
まだまだ 人出は多かったものの 何とか駐車場には入れました。
今回の展示図録は 受付のカウンターで購入できますが 展示室出口下にある 手ぬぐいなどのしんちう屋オリジナルグッズの売店は 16時前に閉店(この日は 16時前にすっかり閉店し お店の方は 帰り支度をしてました)するので 見ることが出来ませんでした。
売店にも立寄りたい方は 早めの時間が良いですね。
まるで立体金魚浮世絵のような深堀さんの作品。
是非 実物を見ていただきたい展示でした。
まだまだ猛暑が続くようなので 是非 涼を求めて 金魚たちに会いに行ってくださいな~~。
ちなみに 今からでも間に合うイベントは こちらの2つです。
ワークショップ 親子連れが対象と言うのが ちと残念です。