去年の風遊花展の時 会場にふらっと入ってこられたご夫婦がいらっしゃいました。
お話をしているうちに この方は 昨年定年退職をされたのをきっかけに 長年収集 研究されていたキリムや部族絨毯を 広く知ってもらう活動を始めようと 近隣のギャラリーの下見を始めたところだと伺いました。
今年4月 フリーペーパーで紹介されたキリムの収集 研究家 酒井忠宣さんです。
その後 大磯のギャラリー 今古今でもキリムの展示(リンクあり) 現在開催中の丹沢アートフェスティヴァルでも 南足柄の花蔵さんで展示をされると知り 来週伺うつもりでいました。
ところが ご縁がある方とはつながるもので お世話になっている陶芸家の陶山純子さんから 秦野で陶山さんの器と酒井さんのキリムを一緒に展示をするとお知らせをいただいてびっくり。
一般のお宅での展示なので 会場の場所と 展示風景の画像は控えさせていただきますね。
今までもキリムの展示を見に行ったことがありますが 日本の織物とは異なる 遊牧民の織物も 緻密で素晴らしく 手に取って 思わずガン見。
キリムと言えば 高級な絨毯や織物のイメージが大きいですが 元々は 遊牧民が日常生活の中で使うために作られた織物 一般家庭のリビングや 普段使いの陶山さんの器たちとも とても馴染むんですね~~。
アンティークから現代ものまで 幅広い年代に作られたキリムが並び 見ごたえたっぷりです。
勿論キリムは それなりのお値段の工芸品で 今まで私が見てきたキリムは 大きな絨毯サイズのものが多かったせいか 高額な物ばかりでしたが 今回は 一般家庭の暮らしの中で使えるマットサイズの物の揃い 身近に感じることができました。
興味のある方は 来週末 花蔵さんで行われる展示にお出かけくださいな~~。
今回 展示にお邪魔し 嬉しいことがありました。
ご縁がつながる方とは 何処までも繋がるようで 会場でばったりお会いのは ボリビアの織物展を開催された時に フォルクローレ音楽に使われるチャランゴの演奏を聴かせてくださった木下尊惇さんでした。
ものつくりしている者同士が つながる不思議なご縁 大事にしていきたいと思います。
さてさて 会場では 酒井さんの奥様が作られる インドの家庭ご飯と 会場のオーナーさんの作られるフランス菓子もいただいてきました。
このご飯 チキンとインディカ米を沢山のスパイスを使って炊き上げたご飯で パクチーと左のヨーグルトソースをかけていただきます。
初体験のインドの家庭ごはん とても食べやすく 美味しかったです。
勿論 トロトロデザートも ハナマルでした。
会場へ行く途中で 道草寄り道もしっかりしてきました。
川沿いの田んぼでは 田植え前の準備が始まっています。
季節も国も違いますが ミレーの落穂ひろいの図 日本版
段々畑も 新緑色
帰りに通りかかった道で 見えたのは塚越古墳(リンクあり)。
この道 時々通っていたのに 初めて古墳公園があるのを知りました。
帰宅後 窓の外が赤く染まるっているのに気づき ベランダに出ると・・・・・
こんな夕焼けを見れただけで この日1日がとても素敵な1日だったことを感じますが 人とのつながりを改めて感じることができた日の 良い締めくくりになりました。
そうそう 昨日のお土産は 陶山さんのスープカップです。
とてもシンプルで 暑い時期は アイスクリームの器にも使える嬉しい一品です。