大河を眺めるゾンビ
暑かったので、涼を求めて水の匂いをかぎ分けて、ゾンビは大河にたどり着いた。
悠々たる流れが、歴史を感じさせる大河である。
野生のカモが涼んでいた。
日本では、カモはネギを背負っているのが普通だが、ここのカモはネギを背負ってない大変珍しい種類のものである。
そして、川っぺりには、巨大な黒鳥が侵入者を威嚇するように群れていた。
南米あでは、“ブラックデスバード”と呼ばれている怪鳥であろう。
そんな怪鳥が守る、川っぺりのジャングルには、謎の洞窟が…。
アメリカン的には、こうゆう洞窟には巨大なヘビが潜んでいる。
巨大なヘビ・ワニ・サメの3種は、アメリカンのお約束だから。
そして、今日も定番のちょっとお馬鹿なカップルが、この洞窟の主の餌食になるのだろう、多分ヘビね。