「ルルルルル…」
ゾンビはキーを差し込み、エンジンを始動した。
一年ぶりの始動だけど、エンジンは一発で目覚めた。
「ルルルルルルルルル…」
あせらずゆっくりと暖気運転をして、じっくりとエンジンを暖めていく。
開けたばかりの缶コーヒーから、いい香りが立ち上ってきた。
ああ、今日はいい天気だ。
「ルルルルン、ルルルルン…」
スロットルを少し、ひねってみた。
エンジン快調である、スロットルの動きに合わせて気持ち良く吹き上がっている。
カシャン!
スタンドを立て、ゆっくsり息を吐き、空を見上げた…。
そして一気にフルスロットルで発進した!
「ハルルルルルルル~~~ン!」
春全開~~~!