ちょっと今回は
ヘビーな内容かも![]()
風俗に無縁な人たちにとって
風俗で働くことって
全く持って理解が出来ないんですよね。
自分の体を売るという行為は
自分のことを大切に出来ていない
と解釈されます。
『自分を大切にする』という
当たり前の認識がかけたまま
大人になると
割と簡単に
風俗嬢になれてしまいます。
『自分のことを大切にする』
という認識が
Ⓜ子もいまいち分かりませんでした。
Ⓜ子自身
母親とは良好でしたが
父親とはずっと不仲で育ちました。
というか
両親が不仲で
子供たちの前での喧嘩なんて
日常茶飯事。
仕事が多忙で不在がちな父と
いつも一緒で身の回りのことをしてくれる
母とでは
どうしても母の味方をしてしまい
父のことは
『思春期だから』
という簡単な理由以上に
条件反射で
嫌っていました。
大人になった今思えば
外で頑張ってお金を稼ぐことで
お金持ちではなくとも
不自由なく育てることで
父なりに愛情をたくさん注いでくれていた
とは思いますが
子供の時は
分かりやすく、目で見て肌で感じる愛情しか
それを愛情だと感じることは
出来ませんでしたね。
家にいる時は
『誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ!』
とお酒を飲んで大暴れ。
仕事のストレスを
分かりやすく
家の中で発散する父でした。
好きなアーティストがいて
歌番組を見ようとしても
『こんなくだらないもん見るな』
と子供の全てを否定し
自分の好きなアーティストを
延々とお酒を飲みながら語り
ちょっとでも気に入らないことがあれば
茶碗でもコップでも
なんでも割る。母親に暴力を振るう。
お酒を飲んで上機嫌になると
自分がいかに有能であるか
いかに選ばれた人間か
饒舌に語っていました
子供相手に。
よほど自信が無かったんでしょう。
仕事も役所仕事で年功序列で
自分の思うように
うまく立ち回れなかったんでしょう。
でもさ、それ
子供に八つ当たりしなくても
良くない??![]()
そしてそれを何も注意できない
母親って何??![]()
全く持って
『愛されて育つ』
という感覚が無いまま
18才を迎え
実家から逃げるように
上京したのを覚えています。
そんな幼少期でしたから
18才になり
アルバイトでキャバクラを始めてから
気づけば風俗嬢になっていて
男性の愛情=お金
と本気で思ってました![]()
『私のこと好きなんだったらお金で示して』
くらいに普通に思ってました。←何様![]()
父親からの愛情が
お金だったもので。
それ以外にどうやって愛情を感じれば良いのか
純粋に、分からなかったんですよね![]()
20代前半まで
その感覚が当たり前で
当時の彼氏が
海のような広い心で受け止めてくれ
お金での愛情はもちろん
本当に『愛される』とはどういうことか
しっかり教えてくれるまで
やっぱりどこかおかしかったです![]()
それでも離婚はしてないし
裕福ではないけれど
不自由なく学校も出させてもらって
いまいち良く分からない環境でした。
離婚して大変な家庭で育った友達も
知ってるし
うちは両親揃ってるしなぁ…??
そんな悩むことでもない…???
みたいな![]()
風俗をやっている女の子は
私のような、父親と不仲なパターンと
母親と不仲なパターンに別れますが
どちらにしろ
両親からの愛情が
何かしらの事情で
本人に伝わらずに
大きくなった場合がほとんどです。
もしくは過剰に干渉されたり、とかね。
愛情のバランスがおかしい場合もあります。
そこを意識出来ている風俗嬢の子は
時間がかかっても
『自分を無条件で愛してくれる存在』に
出会えるだろうし
自分自身でも
『自分を大切にする』ということを
理解できる時がくると思います。
最近では
そんなことも関係なく
アルバイト感覚で働く子も多く
家族関係もいたって良好な場合も
増えてきているので
一概には言えなくなってきましたけどね![]()
今は苦しくても
全て必要なことで起きたことなんだ、と
思える時がくるはず。
こんな年寄りみたいなことしか言えなくて
ごめんなさい![]()
子供のころは
家族が自分の社会で
自分の全てだったけど
今は自分で人間関係を作れるし
新しい家族だって作れるから
されて嫌だったことは
人にはしないでおこう、と
Ⓜ子も肝に銘じていますよ![]()
ちょっとずつ、休みながら
前に進んでみましょう![]()
