昨日吉祥寺に行く途中
前から・・・ずーっと前から気になるレストランに
思い切って、Uタウンして行きました。
東八道路沿いの小金井市にあります。
私が大学生の頃からあったのですが、
一軒家の、駐車場はいつも満車のレストランでした。
中に入ると・・・
満席でしたが、奥の席が一つだけ空きました。
奥から、店内を見回してびっくり!
ご老人との3世代ご家族がほとんどで
皆、ニコニコ顔でお食事をしていました。
お隣席から・・・
「おばあちゃんの分も食べなさい」とお孫さんに。
「おばあちゃんがしっかり食べてよ~」と可愛いお孫さん。
とても、微笑ましい会話が聞こえてきました。
2人だけなのは、私と夫だけ・・・。
店内は、昭和後期のレストランです。
音楽は、かかっていません。
グレーの制服を着た女性が
お水とお手拭きとメニューを持ってきました。
ランチが1500円位で3種類。
私は、お魚を、夫はお肉をいただきました。
特別美味しい~というのではないけれど、
一つ一つ、手のこもったお料理でした。
スープもきちんと裏ごししてあるし、クルトンも手製!
サラダのお野菜もシャキッ
ほたてのバター焼きも、ベーコンの塩加減もいい
鯛のから揚げには、骨が丁寧に処理してありました。
不思議と・・・
お食事をいただきながら、
作り手の丁寧さが伝わり
とても、とても、幸せな気持ちになりました。
食後のコーヒーは、
今時珍しい、ミルクポットにシュガーポット。
どうってことない器ですが、
ちゃ~んと器を温めて、コーヒーが入っていました
ミルクは、もちろんエバミルクです。
パパが新聞を見つけてきて戻ってくると、こう言いました。
この店さあ~
「僕と彼女と彼女の生きる道 」の舞台になった店だってさ~
あ~りんちゃんが出ていた・・・。
草なぎ君演じる忙しく冷たかったパパが
りんちゃんという一人娘のために、銀行のエリートコースを辞めてコックの見習からやり直す・・・
最後のシーンで、パパの作ったお料理を
りんちゃんの家庭教師(小雪)と3人でいただくシーンでした。
・・・・・・・・・
お食事を終えて
車の中でGUCCIのバックの留め金が無くなっていることに気づきました。
携帯電話から先ほどのお店に連絡して、探していただくことになりました。吉祥寺の帰りにまたお店に車を止めました。
なぜ電話で、見つかったかどうかの確認をしないのに、車を止めたかわかりますか?
こういう・・・
こういう幸せなお店と出会うと、必ず見つかるんです!
お店の方にお聞きしたら・・・
お店の外に落ちていたそうです。
ありがたいことに、店内だけでなく・・・
外も探して下さったのですね。
優しいドラマのラストーンを見終えた・・・そんな気持ちでした。
きっと、このレストランがラストシーンに選ばれたのは、
私と同じように、何かに惹かれて
このレストランに入り、幸せな気持ちになった方が、
他にもいらしたのでしょうね。
幸せな人が集う
【幸せなレストラン】・・・ちょっと嬉しくなりました。
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