先日東京下町散歩で、谷・根・千 に行った時、最後のゴール地点でもある【根津神社】で、左下にあるテント・・・的屋(てきや)でごった返しする人々の中を歩いた。この的屋(てきや) とは、祭礼や縁日の境内の参道において屋台を出して、商売をする人たちである。



金髪に髪を染めていたが、まだ未成年のような子もいて焼きそばやりんご飴を売っていた。香ばしい匂いに誘われて、群馬産だという しいたけを炭火で焼いているのが目に入り立ち止まっていたら、少女のような子に「麺つゆにつけて食べても美味しいよ」と声をかけられた。なんだか、いい歳のおばさん(私)が娘のような子に調理法を聞かせられるなんて、ちょっと可笑しかったが、「そう~」なんて答えて、二言三言話してしまった。愛嬌のいい子だった。




子供の頃、甘茶の日(4/8お釈迦様の誕生日)に、友人と自転車に乗って行った田舎の境内の風景を思い出した。それはまさに 映画狼少女 と通じるものだった。関東近郊の町に可愛い少女が転校してくる。その少女は誰からも憧れた子だった。しかし【見世物小屋】とともに去ってしまう。少女は【狼少女】として檻に入れられた見世物だった。。。昭和の街、茨城県の(旧)水海道市で撮影された映画だった。


万蔵院・・・という所だったのか、京風の庭園のある場所の一角に 【見世物小屋】 があった。そこにはへび少女がいるという。当時、梅図かずおの へび少女 というホラー漫画が少女フレンドに掲載され、どきどきしながら皆で読んでいた。興味津々で母に内緒で友人5~6人で自転車に乗り向かった。


そこは、屋台が並びすごい人だった。ぞろぞろと人をかき分けて小屋の入り口に着いた。小学3年生位の自分と同じ位の子が入り口に立っていて、切符を売っていた。

「子供は50円」と無愛想に言われ、なんだか随分大人っぽい子だな~なんて50円を渡そうとしたら、小屋からタバコをくわえたしゃがれ声の婆さんが出てきて「子供だけは駄目!お父ちゃんかお母ちゃんとおいで!」と入れてくれなかった。どうやら子供だけだとへび少女に驚いて泣き出すから「やっかいだ」と。入り口に張ってあった、へび少女のポスターが妙にリアルだった。


友人は文句を言っていたが、

内心怖かった私は・・・ちょっとホッとした。

屋台で母が「絶対食べちゃだめよ!」と言っていた 真っ赤なイカをほうばりながら小屋の裏手の土手に座っていた。小屋から悲鳴が聞こえるたび、怖いくせに友人が大笑いするので、一緒に笑った。


と!見ちゃった。。。へび少女


さっき、小屋の入り口で切符を切っていた同じ歳位の女の子が、白っぽい布を巻いて その布は足が隠れるような長さで、引きずって小屋の裏口から出てきた。お化粧を水道の所で落としていた。その側で白い子犬がじゃれ付いていた。


「何年生?」と 私達の方を見て大声で叫んだ。


私は、指で3と答えたら、友人が「逃げろ~」っと叫んだ。


自転車を飛ばして、飛ばして、菜の花畑でちょっと吐きそうになった。(菜の花って大量に植えてあると独特のむせるような匂いなんですよ)自転車





甘茶の日にはいつも来るという【見世物小屋】もそれっきりこなくなった。


大人になって思うのだが、当時は児童福祉法とかどうなっていたんだろう。。。子供も働いていた時代だったのかもしれないな。昭和40年代だった。


※赤字の部分はリンクしましたからね~

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ママたちまた御殿場だって。早く出て早く帰って来るんだって。ふうこに大きい骨っこを置いていったよ。ふうこはこんなもの10分で完食なのにね。。。まっ疲れていつもの所で寝んねでしょ。ふうこ一緒にお留守番しようねガチャピン



おかし~貰ったのよ~骨っこよう~~音譜


かわざんよ1
キャハ~おいち・おいち・おーいち音譜


・・・単純なふうこは、もうすぐ寝んねガチャピン


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MIX犬ランキング1位クラッカーいつまで続くかふうちゃんブログ飛行機