あの、外で飼っている犬って繋がれて飼われている子が多いと思うのですが、あれ?と思う事があって。。。

茨城県の石岡に住んでいるホームレス夫婦が、沢山の犬を飼っているのですが、ひどい飼い方をしていて、再三の話し合いも虚しく、あるグループの方たちが助けに行ったという記事をずっと読んでいました。偶然その方が通りかかった、農家(?)の軒先に繋がれた犬のことが記してありました。


雨の日でも晴れの日でも軒先に繋がれたままで、写真の犬はカメラの方をじっと見ていました。

どこが寝床になっているのか、犬小屋もなく、大雨の翌日は水溜りに上に立っていたそうです。

あの大きさだと成犬になるまで、ずっとそういう飼い方をされていた様で、夏の西日にも、冬の大雪にも耐えていたのでしょう。

その方は、偶然通りかかった道の途中、その繋がれた犬を発見されたそうですが、いてもたってもいられず、ポケットのジャーキーをあげたところ、もう夢中で(こんな美味しい物は初めて食べたようだった)食べたそうです。

農家の方がお留守がちで、留守番の為に飼っているようでしたが、きっとずっと繋がれっぱなしのようだと。

数日後、雨が吹き込まないような大きな庇を工夫した犬小屋を作り、犬の横に置いてきたそうです。(その犬小屋を見て苦心の作なのですが、ちょっと可愛くて笑っちゃいました)

多分、痩せてはいない子なのでごはんは貰っている犬なのでしょうが、やはり寂しそうなお顔でした。


実は・・・私はずーっと気になっているわんちゃんがいて、その子の表情と同じだなあ~と。。。


私の通勤路に、ドトール・スタバ・マックなどの屋外に椅子の用意してあるお店が沢山あります。

お天気のいいこの時期は、朝からワンちゃん連れでお茶をいただいている方を見かけるのですが・・・気になる方がいるのです。

その方は、わんちゃんを椅子に繋いで、いつも本を読んでいます。わんちゃんはおりこうにきちんと座っていますが、たまに通りがかりの人に声を掛けられるようで動くと、飼い主さんは叱るんです。叩いて叱るんです。

写真に出せないのですが、その座り方は、もう「お座り」の座り方です。だから私は声を掛けられなくて・・・叱られている時のワンちゃんは人と同じです。情けないような、悲しいお顔をしています。

別のわんちゃんですが、何があったのか、急にお腹を蹴られていた子がいました。男性の皮のブーツでボストンテリアのお腹を蹴るのです。思わず「叩かないで!」と声を出してしまいました。ちょっと睨まれましたが、そのわんちゃんも、情けないような、悲しいお顔をしていました。


繋がれているから、飼い主さんのなすがままですよ。(あの繋ぐのがダメっていう事ではないのです)



一緒にいた娘が泣きそうでした。私は、ふうちゃんを見ていつも思うのですが、言葉は話せないけれど、ちゃんとわかっているんです。飼い主さんの気持ちもちゃんとわかるんです。だから叩かないで欲しいです。無視しないで欲しいです。

前出の石岡のわんちゃんも、本を読んでいる方のわんちゃんも、ブーツで叩かれたわんちゃんも、同じ目でしたよ。寂しそうな目でした。


犬の飼い方は飼い主さん次第ですが、

無視しないでほしいです。

愛情の反対は憎しみでなく、無視なんですよ。

生き物ですから一緒に楽しんで飼われた方が、ものすごく楽しいはずなのに。。。


ふうちゃん。ヒート中で私にべったり、しつこいけれど、

繋ごうとか、無視とか考えたこともないです。

昨夜も浴室まで入ってきて、流れるお湯を眺めているんです。

のん気なもんです。私がお風呂で溺れないように注意しているようです(笑)でも・・・正直邪魔なんですが。。。




ん~これは難しい問題です。。。

ママの側がいいので、しかたがないです。。。



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