友人（ボ二ーちゃんのママ）から聞いたお話です。
まだ、お台場が開発中で新興住宅地の頃です。
幼稚園の送り迎えの時、田○様を紹介されたところから始まる。
同じ歳位のお母様方が多い中で、ちょっと年齢のいった田○様には、不思議な魅力があったそうだ。
髪はクリクリのアフロヘアー（鶴瓶にそっくりだったそうだ）個性的な服装で、一人息子の送り迎えをしていた。腰が低く、いつも微笑んでいて、言葉使いも丁寧。「ごきげんよう」などどご挨拶される。
お茶会で呼ばれた彼女のお宅は、白い瀟洒な戸建。
当時では珍しいイギリス式のティーパーテーだったので、皆の質問攻めにあったそうで、きちんと答えられる所をみると、どうもイギリス在住の経験ありかと、勝手に思ってしまわせる。言う事、なす事夢のようなお話しで、若いお母様方には、取り巻きも現れ「田○様」と呼ばれていたそうだ。
小和田雅子さんが「雅子様」になる日
田○様は唯一幼稚園の送り迎えをお休みした。翌日しっかり、「雅子様って・・・」発言があり、もう「お知り合いでは」などと噂も流れ、それ以来取り巻きさんは増える一方だったそうだ。
ある日、友人はテレビのトーク番組で、笑福亭鶴瓶がこんな話しをしているのを見た。
昔、自分とそっくりなアフロヘアーの女性と、付き合っていたことが合って・・・腰が低く、いつも微笑んでいて、言葉使いも丁寧。上品で、皇族の出のような振る舞いなんですわ。なのに自分からは決して身分は明かさない。「なんなん？」って聞くと微笑むだけ。だんだん、自分は勝手に想像が膨らんでいき、彼女を様付けで呼ぶようになった。とっても不思議な魅力のある、勘違い女だった。計算なのか、天然なのか、自分で自分を演出するのがむっちゃ上手。妄想癖のある女。こういうのを「ストーリーガール」と言うらしい。結果、彼女に２０万渡した時、それ以来消えちゃった。そういう人って、振興住宅地なんかに現れたら、皆、騙されるのでしょうね～
友人は笑い事ではなく、聞き入ってしまったという。田○様に・・・そっくりなのだ。それ以来、なんとなく・・・友人は・・・取り巻きママたちから離れて行ったという。後に田○様は、金銭トラブルを起こし、引越しされたらしい。
ニュータウンとは、古くから住んでいる人が少ない。どこの誰かも、よくわからないし、わからなくても挨拶をしたりする。
（中央フリーウェイを府中ITに向かって）
ブログはどうだろう。
一生懸命さが伝わってくるものや、てきとーな記事にてきとーなコメントだったり、それが可笑しかったり、記事を読んで、大笑いしたり、泣いたり、怒ったり、むっちゃ面白い所や可愛いワンコを発見したり、すごーく勘違いの人がいたり、まさに妄想の世界の方もいる。いろいろの人柄のでるブログは、私にとって、ニュータウンである。そして、私の出会えた方の多くが、これからも、行き来したい場所の住人でいてくれるのが、なにより嬉しいです。そのブログに行くとホッとする・・・そんな住人でありたいと思う。
ところで、最近こんなブログにであった。
タイトル 【春の茶会】
自宅で茶会をひらく
何を話すでもなく、何をするでもなく
ただお茶をすすりながら、菓子をほおばりながら
以上である。「何だ？この子？可愛いなあ～」と大笑いしていたら・・・息子の相方（まりちゃん）のブログだった。。。
もちろん、コメントなどできない。まりちゃんは、息子の京都の家にネズミが出た時、ハーブの苗木を大量に買って、植えたらしい。（殺虫剤を使わないところが、まりちゃんらしい。。。）
今日のふうちゃんの記事は、後ほど・・・ご覧くださいね！
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