55年前、比叡山が近くに見える場所に暮らしていた

 

 

            傍に同志社のグラウンドがある

 

 

            学生がいない時間のグラウンド

 

ここは赤ん坊の甥っ子をベビーカーに乗せて散歩するコースだった。

ちょっと足を延ばすと、宝ヶ池がある。

 

 

          こちらは京都大学の前の東大路通り

 

比叡山の麓の叔母の家から、勤務する京都大学に通っていた。

ルートは叡山電車の八幡前から出町柳に出て、市電に乗り換える。

たしか叡山電車は20分ぐらいで30円、市電はどこまで乗っても15円だった気がする。

お給料が2万円くらいの頃だが、15円で乗り放題は安いと思った。

京都駅に出るのも、出町柳からえんえんと市電に揺られていたような。

 

今は、地下鉄が出来て、京都駅から国際会館まで20分、

同志社の中学校と高校の二つのグランドを抜けると

すぐに叔母の家だ。

 

55年ぶりに叔母の家を訪ねてまさに隔世の感だったが、

比叡山も同志社グラウンドも元のママのような。