いただいた絵ろうそく
月ごとに違う絵が描かれた12本セットの絵ろうそく
綺麗なのでもったいなくて惜しみ惜しみ使っていた。
ときどきろうそくの火が飛び移って火事とかのニュースを見るので、
線香に火を移した後は、部屋を出るときに蝋燭の火を消すようにしている。
すぐ消すのは味気ないので、
日に3回さす目薬をここでさしてまぶたを押さえる間、ろうそくを灯したままにしている。
あるとき、朝顔の絵ろうそくに火を付けて、目薬をさした。
まぶたを押さえる時間は100数える間、
目を開けたら立っていた蝋燭が消えて、蝋燭立てに溶けたろうそくがどろりとまとわりついていた
驚いて、ストップウオッチを押して100数えてみた。
2分半だった。
いくら猛暑とはいえ、2分半でろうそく一本溶けてしまうなんて
くろちび黒サンボの虎たちが「ぐるぐる回って溶けてバターになったのを思い出したが、
バターのように黄色くはなかった