苦手な歯医者さんだが、詰め物が取れたのでやむなく出かけてきた。
小学生の時、担任が虫歯の治療後死んだ人の話をした。
治療の傷の消毒がしっかりできていなかったのが原因だという。
それ以来ずっと歯医者の後が怖かった。
今回は詰め物が取れて、すぐ行きつけの歯医者に電話したが、何と10日間ほどの夏休み中
詰め物が取れた跡が傷付いていて…などと考えて気が気では無かった。
幸い、あっという間に詰め物は元の位置に戻った
それで思い出したのだが、30代の頃か、親知らずが生えかけて痛いので歯医者に行ったら、
これは鑿とトンカチを使って歯を割りながら抜かないといけないので大学病院を紹介すると言う。
紹介された大学病院に恐る恐る行ったら、ずらりと診療台が並んでした。
そしてお隣では20代くらいの男性が貧血を起こして看護師さん達に介抱されていた。
反対側のお隣は、さっとカーテンが引かれて「これは重大な病気ですから…」と医師の説明が
ぼそぼそと聞こえてきた。
そして、さあ口開けてって、怖ーい
もっとも、鑿もトンカチも使わずにあっさりと抜けたようだ
とはいえ、貧血の若者を笑う資格は私にはない。
カッターナイフで指を切って、夜中病院に行ったら
若い当直の医師が縫いましょうと言って麻酔を打ってくれたが、
この人、縫ったことあるのかなあとか考えていたら目先が真っ暗になって、
やはり介抱されたのだった
また、近いところでは、時間つぶしに献血をして、
取った血を袋に溜めてゆらゆら動かしているのを見ていたら気持ちが悪くなって、
献血の車に寝かされていたこともある