スロープの桜並木
数日前、久良木公園に隣接した集合住宅のことを書いたが、
桜の頃になったらその市営の住宅を一度訪ねてみたいと思っている。
先日、起きてベッドで着替えをしている時あまりに寒くて、あれっ、昔の市営住宅の方がずっと文化的で便利だったような…気がした。
というのも、集中暖房になっていて、寝室のタイマーをセットしておけば、朝起きたときはぽかぽかにお部屋が暖まっていたからだ
また、近所同士でいろいろ助け合いもできた。
あるとき、友人が活けエビを送ってくれたのだが、
箱を開けるとおがくずの中からものすごい勢いでエビが飛び跳ねて流しに散らばってしまった
私の手には負えないので、お隣の料理上手の旦那様に声を掛けて半分あげるから料理してと頼んだら、エビフライにしてくれたんだけど、そのおいしかったこと
もっとも5階に住んでいて、エレベーターは無かった。
小学生の息子が階段を二段跳びで降りていって、勢い余って壁にぶつかったらしい、
倒れていたところを、これも隣のおじさんが担いで我が家まで届けてくれた。
また、娘の保育園のお友達で、同じ住宅に住んでいる女の子がいたが、保育園の帰りによく敷地内の遊具で一緒に遊んだ。お父さん、お母さん共に耳が不自由で、幼い女の子がしっかり耳の役割をして、けなげにご両親を助けていた。
あの子は、今頃どうしているだろう、お父さんお母さんはお元気だろうか。