富士山の横に沈む夕日

 

夕日が沈む頃には、お天気が良いとリビングの窓から、こんな大パノラマが眺められる。

神々しいと感じる時もあるし、抒情的だと感じることもある。

 

高校時代、というのは昭和40年代だが、「抒情文芸」という雑誌を購読していた。

掌編小説や詩や短歌などが載っていた。

プロの書き手もいたようだが、投稿作品も掲載されていた。

 

小説はほとんだが淡い恋の物語だったが、その中でオレンジ色の夕映えを扱った小説があった。

内容は全く覚えていないが、はかない失恋の話だったような。

ただオレンジ色の夕映えのイメージが強烈に残っていて、

ベランダからこの夕映えを見る度に思い出す。

 

       冒頭の写真の左方向、夕映えの色が薄れゆきつつある