京都市と大津市の堺付近にある蟬丸神社の石段から転落した話を何度か書いたが。
東京都内の電車の駅で、ホームに降りる長い階段を転げ落ちたことがある。
それも7か月という大きなお腹で
蟬丸神社は何とか石段の四分の一くらいのところで踏みとどまって止まったが、
駅ではホームまでしっかり滑り落ちてしまった。
駅員が駆け寄ってきて助けてくれたが、不思議なことにどこも怪我をしなかった。
起き上がってお礼を言ってスタスタと電車に乗って帰宅した。
さすがにお腹の子供が心配だったので、病院に行ったが胎児には全く異常なかった
それからしばらくして、田舎に帰省、
何とおたふく風邪にかかってしまった。
お腹は7か月、両方のほっぺはおたふく
内科に掛かって胎児に影響しないか聞いたが、
7か月まできていたら影響ないとのことだった♪
ところで、両頬は腫れて口は開かない。
でも水分は摂らないといけないので、ストローでお水を吸おうとするのだが、
ストローを銜える分だけ口を開けようとすると、キーンという感じの激痛
痛くても呻くこともできず、枕に顔を埋めて涙がボロボロと出た。
例えようが無い痛みだが、舌を噛んだ時の痛みに少し似ている。
あれが、これまでの人生でもっとも辛かった痛み。
陣痛の痛みなど足元にも及ばない、乾いた金属的な痛みだった。