熊本のお菓子「松風」
いただいたお菓子は松風という雅な名前で、一つの包みの中にぎっしりと薄い短冊様のものがいっぱい。
素朴な味だけれど美味しくて、少しずついただいている。
味は全く違うけれど聖護院八つ橋を思い出した。
というのも10代の終わりに住んだ土地が聖護院西町というところで、東大路通りを隔てて目の前の京都大学付属病院に勤めていた。
そして、大通りを渡らずに道に沿って南に歩いて2,3分のところに2軒の聖護院八つ橋の老舗があった。
まだ生八つ橋はない時代で、一包みに五枚くらいだったろうか、橋に見立てた馬蹄形の香ばしいお菓子が入っているのだった。
だから、その頃はなにかというと八つ橋をよく食べた。
今もあるんだろうな、きっと。