石川直樹は23歳で七大陸最高峰の登頂に成功した人だそうだが、大いに心を揺さぶられた展覧会だった。ずっと眺めていたかった。
 
                    
 写真展なのだが、展示された写真を撮影してもかまわない。一部撮影禁止あり。
 
 中でも、人物や動物が入った写真が好きだった。一部、掲載させていただく。
 
                 
 
 こういう写真を眺めながら会場内のテキストの文章、たとえばグリーンランドで犬ぞりを引く人に「なぜスノーモービルを使わないのか」と訪ねると「機械は壊れたら終わりだよ」という答えが返ってきたとか、「辺境」というのは中央にいると思い込んでいるぼくたちから見たときにしかあてはまらない、とかいう言葉が胸に染み入ってきた。
 
              
 
               
 会場のテントの中に入ってK2の映像を観るというのもあったが、時間が無くなって断念。1時間半しか会場にいられず非常に心残りだった。
 
            
 期間は3月24日まで。これから行く人は3時間は掛けるつもりで堪能してください。