今回行ったワークショップは

『金継ぎ』



昔からある修理の方法で

割れたものに漆使ってくっつけて、

そこへ金や銀を塗って美しく修復する技法です。



どうして金継ぎをやろうと思ったかというと、

子どもたちが通った幼稚園では、誕生日になると毎年

食器をプレゼントされます



長男はプレゼントのマグカップを当時からずーっと使っていたのですが、縁が欠けてしまったんです。

もう十分使ったし、危ないから捨てたら?と言ったけど、使い続けてる。。

そんなに愛着あるならと金継ぎする事にしたんです。



ですが、本漆の金継ぎはかぶれたりなど扱いが難しいのと、1日では出来ないのでワークショップでは、

エポキシ接着剤と合成漆、金粉を使って直していきます。



幼稚園でもらったマグカップと長男が絵付けした小鉢




欠けていた茶碗

欠けだと思っていたら、先生がヒビが入っているから

割って直しましょうと。



先生に教えてもらったけど、ヒビ見えず

でも先生、パッカンと簡単に割っていました。



割れたものは接着剤でつけて

欠けはパテと紙ヤスリで修復

そこに合成漆を塗って金粉をつけます。



持ち帰り、3日乾かして水で洗って完成です。





すっかりキレイに直りました。




思い入れのあるもの、大切に使い続けたいものを

こうして手軽に直し、使い続けられるっていいなぁ。



また、自分で直すからさらに好きになる。

本物ではないものの

日本の文化や物を大切にする心に触れたいい体験となりました。