2020年初観桜:人に会わずコロナも縁遠い山歩きに… | 和み処 のぉ~んびりと…

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工夫を好み、自然やガーデニングを好み、地質や古代に関心を寄せ、気力旺盛に邁進?中…
人知が及ばない大自然、旅で知るプチ新発見、多様な趣味・関心事…をエネルギーに、チョコッと味付けした話題を綴れれば…

コロナ、コロナ、コロナ…で世の中は気分が滅入りそうな新型コロナウィルスの話題一色で毎日が過ぎていますねぇ…

暗い話題が連日続けば気分も曇ります。

庭作業は楽しいけれど、万歩計は4桁にも届かず…の日々も少なくなくて…

”満開近し”の頼りに、軟禁状態?の家を飛び出し、2020年初めてのサクラ見物に出かけてみた。

 

場所   長等公園  (大津市)。

 

   ここは、明治35年に滋賀県下最初の公園として開園し、市街地に隣接した公園として親しまれる、小さな一山全域が自然の森の公園である。

   近くには、桜の名所でも知られる三井寺琵琶湖疎水、平安時代の盲目琵琶法師 蝉丸を祀った神社(蝉丸神社、関蝉丸神社上社、関蝉丸神社、蝉丸大神)もある。

   関蝉丸神社は、参道を京阪電車が横切る珍しいショットが撮れるコトでインスタ映えの場所としても知られているようです。

 

義仲寺(右端)には、木曽義仲が眠る墓の傍らに、本人の遺言で松尾芭蕉も眠る。

 

途中に、琵琶湖疎水脇を走ってみた。

サクラの開花状況は、”ほぼ満開”だった。

が、例年と違って、散策する人がとても少なかった。

 

静かな琵琶湖疎水沿い

 

目的地の『長等公園』の開花状況は、こちらも”ほぼ満開”だった。

 

 

こちらも、自分たちを含めても、チラホラと数組の老夫婦や子連れ若夫婦らがサクラを愛でていただけ…

静寂に包まれた雰囲気の中での観桜…のひと時でした。

 

 

余りの静けさに誘われて、日ごろの運動不足感も重なって、自然の森に囲まれた散策路を歩いてみることにしました。

途中に、ヤマザクラの古木が数本ありました。

 

   

辺りにはでっかい古木のヤマザクラが数本も…

メジャー代わりにビニル傘を立て掛けながら…

 

台風?で奥から手前に倒れた主幹の梢に咲くヤマザクラ

 

ところがここはやっぱり山の中…

急坂あり…、長い階段あり…、だらだら坂もあり…で、たちまち鼓動が激しく、呼吸も荒くなり…

まもなく足の筋肉の衰えを自覚したり…

 

 

 

でも、山歩き中に出会った人影はゼロ

だぁ~れとも出会わず、気の向くままにマイペースで、のぉ~んびりと山歩きを楽しめました。

人っ子一人出会わなかったということは、人間大好きな新型コロナウィルスが生存に不適な空間だってコト…

リラックスして存分に楽しめた山歩きの初観桜デーでした。

そして、何よりも肉体的にも、精神的にも、いい運動になりました。

 

末尾の写真は、山の森の散策路沿いに点在する修験堂です。

 

    

長等不動尊

兜稲荷大神