2023年10月末のことです。



ステンドグラスの先生から、先生の作品を京都で少しだけ展示販売することになったよーとお知らせをもらう。

おぉ!京都!十分に1人で行ける距離だ!

とのことで、場所を聞くと、なんと!!

京大病院近くのカフェだと!


前回1人京都旅したとき、京大病院の横をたまたま歩いた。病院に縁があるのかな?と思っていたのに、まさかカフェだったなんて!

これはなんか繋がってるー!行くしか無い!


ということで、行ってきました。即実行!


ランチが美味しそうだったのでカフェでランチするつもりがむちゃ混んでる時間に着いてしまい、落ち着くまで近場を散策することに。歩いてすぐ帰って来れる場所で寺社仏閣を慌てて探す。



近くにあったのが『聖護院門跡』。

聖護院といえばおたべ?ぐらいでしか知らないなー。HPみたら秋の特別拝観をやっている!とりあえず行ってみる!



ここで初めて、聖護院は天皇・皇族のお住まいになった格式高い寺院であり、平安時代に創建された本山修験宗の総本山であることを知る。

拝観料を払うとボランティアガイドも付いてくるというからテンション上がる⤴️


ボランティアガイドは時間が決まってるけど、今なら始まったとこだから合流して聞き逃したところは次の回にまた合流したらいいですよーと優しいお言葉を頂く。

で、合流する。

平日の昼時だからか参加者が少なくてガイドがよく聞こえる。ラッキーだなー✌️

全部を聴き終え、次の回にまた合流。こちらの参加者はさらに減っておばちゃん2人だけだったwだからガイドさんに質問など出来てもう最高!ほんとラッキーだ✌️

しかし、途中からだんだん増えてきて気づいたら15人ぐらいになってた。お昼時間を超えたおかげで住職たちも休憩から帰ってきて「せっかくなので部屋の中に入って説明しましょうか?」とおっしゃり、普段立ち入り禁止のお部屋に入らせてもらい、写真も撮らせてもらったあげく、説明も聞かせてもらうという本当にラッキーなことが起こった✌️✌️✌️



私は役小角(神変大菩薩)が好きだ。

中学生のとき小説『宇宙皇子』と出会ってからずっと崇拝している。神であり仏である役小角はとんでもない力を持っていて、すべてを温かく見守ってくれている。(あ、これ私の勝手な解釈です💦)

そんな小角様を寺社で見つける度に縁があるなぁと嬉しくなっていた。まさかそれの総本山に導かれるなんて!ステンドグラスの先生には感謝だなぁ。



大公望の襖絵や部屋ごとにいろんな意味があるのは興味深かった。

特に謁見の間にある『單研』の扁額のお話。單(農器具のこと)を研くという意味らしい。ただ農器具だけのことじゃなくて、畑=自分の心と考え、その畑をたがやすために農具(色々な事や手段)を研ぐ。色んな農具をしっかり研げば畑も良くなるから心も育つ。扁額の角がないのは丸く生きるということらしい。光格天皇は苦労してるから色んなことを悟ったんだなぁ。





聖護院門跡

上左→聖護院門跡門前

上右→ 模様が毎日変わり猫がいる白河砂の庭

下左→ 謁見の間にある『單研』の扁額

下右→ 普段入れない謁見の間




そんなこんなで気づいたらランチが食べれない時間に差し掛かっていた。

慌ててカフェへ。当たり前日替わり定食は終わってたので、名物?のタコライスを頂く。

美味しかったーごちそうさまでした。

先生の作品も少なかったけど見れて、やっぱ処理がかなりキレイだ。目指すはコレだな!と思った。



満足して次南禅寺を目指す!

徒歩で南禅寺に向かってたら、途中雷鳴が響きだし雨が降ってきた☔


しかし、南禅寺に着くころにはキレイに止んだ。紅葉を少し期待したんだけどまだまだだった。山門に登り景色を堪能し、琵琶湖疏水を奥まで見学し、中を拝観することに。こちらは外国人観光客がすごかった。

寺院内を拝観してたら大雷雨で帰れない状況に。マジかー😭一気に寒くなるし、外国人の方は半袖半パンの人もいてみんな凍えてた。京都を侮ってはいけないと実感w

しかし、お部屋やお庭などかなり時間をかけて見れたのは良かったねーラッキー✌️


小雨になった隙に、とりあえず地下鉄蹴上に向かい、帰路に着く。




南禅寺

上左→山門より

上右→琵琶湖疏水下

下左→南禅寺枯山水

下右→南禅寺中庭



大雷雨に見舞われたけど、今回はラッキー続きだったなー!✌️

私も『單研』実行していこう!



雨上がりの夕焼けの四条通