お待たせしております!
那智さんへ、あなたの天使さんから~
ゴージャスな巻き毛で、ボディコンシャスな白のワンピースの美女が、おくるみに包まれた赤ん坊の額にキスをしました。
身だしなみは整ったわね。
もう準備万端だというのに、いつまで鏡の前で眺めているのかしら。
あなたは十分に着飾られている。
美しく、完璧よ。
だというのに、ああ!
どうしてそんなへんちくりんなローブを頭からすっぽり被ろうとするのかしら!!
おしゃれしても台無しよ。
ねえ、わたしはあなたが慎重に準備をしているのをずっと見てきたわ。
あなたが鏡を覗きこみ、自分の姿に過不足がないか丁寧にたしかめながら、なんども自分をチェックしている姿。
私から見たら、あなたは完璧よ。
美しいし、可愛いわ。
鏡の中ばかり見て自分の間違い探しをするのはもう終わり。
その真っ黒なローブを被ろうとするのもね。
あなたはもう、完璧に素敵なんだから。
那智さんの守護天使さんは、ゴージャス美女のようです。
金茶色の豊かな髪の毛が美しく波打っています。
ゴージャスかつボディコンな姿ですが、その雰囲気は柔らかで優しい感じです。
おくるみに包まれた赤ん坊は、那智さんです。
那智さんの天使さんは、那智さんを赤ん坊のように無条件に可愛く愛らしいとおもっています。
毎日のように祝福のキスを贈っているようです。
天使さんは、おおらかな愛の眼差しで那智さんを見てきました。
那智さんが努力してきたこと。
一生懸命に、自分を整えてきたこと。
那智さんがいままで丁寧にこなしてきた様々なことをみて、那智さんはもう充分に素敵で立派なのだと言っています。
だから、時々かぶろうとする黒いローブがおきに召さないようです。
そんなもので、自分を隠してどうするの!
と、天を仰いでいます。
自分を律しようとする人は、どうしてもまだ不充分だと考えてしまうと思います。
もし、那智さんが自分はまだまだだ、と思うのであれば、それは何と比べてですか?
私なんてと思うときは、比べてしまったもののなにと比べているのか、よく観察することです。
天使さんは、那智さんを自信をもって押し出したい考えです。
那智さんの才能、技術は整っています。
気後れせず、また疑わず、存分に発揮してください。
天使プロデューサーの声をよく聞いてみてくださいねー
アマヲに読ませて頂いてありがとうございました。