久しぶりに
ホントに何気なく聴いてみた曲

ポップなメロディーが心地よくて
よく聴いてたなあーって


歌詞を見ながら
聴いてみたんです

気付けば号泣。


数年前父が亡くなった時

肩を振るわせながら
感情を押し殺す様に泣く母

私は横に居て
その小さな背中をただただ摩った


父が生きていた時は
あんなに喧嘩していたのに

やっぱり
好きだったんだなぁ

不器用な父から

愛してる、好きだよ
や可愛いね

なんていう
女性が喜ぶ様な言葉は
一切聞いたことがなかった

母は寂しかったに違いない


父が弱った頃に
看護師さん達に母の事を

「もう何十年も連れ添った仲だから」
ハハハ

と自慢していた







ひと通り全てが落ち着いた頃

祖父祖母のお墓の前で
母は
「お父さん、お母さん
◯◯さんの事(亡き父)
よろしくね 」

と声かけていた



数年後の今

母は
「なぜか全然寂しくないのよ

多分それは

部屋中のあっちこっちに

父の字が残ってるから」


父と母の若かりし頃のラブレターを
母は恥ずかしそうに嫌がっていたけど
私は見せて貰った

偶々とった1通の
父から母への手紙の中に
「愛してます」
という一文があった

母はもう覚えてないわ
と言って笑っていた

他何通か見たけど
そんな甘い言葉は確かに無かった

互いが大事に保管していたラブレター

言葉足らずな父の愛情は

部屋のあちこちに
きちんと残っていた

職人気質な父の
察しろ、という愛は

母にとっては
凄く辛かったに違いない

そんな愛情深い母が
人生最期の日

想像するだけで
その曲は辛過ぎて聴けそうにない

その曲が心の琴線に触れて
どうしようもなくなりそうで怖い

ただ

その曲が伝えたいのは

悲しいね、という寄り添うだけのものじゃなくて

普段から目を背けない

素直になる

相手と対話する


居なくなるとできないよ?

と教えてくれている様な気がする



きっと。



音楽は時に

心の琴線に触れ

支えたり救ってくれたりする




追伸

このブログを最後まで読んで下さっている貴方も貴女も

もしかしたら
身近な人の大切な人の死を
経験している人かもしれない

逝く人も
遺された人も辛い

そんな辛さを乗り越えていようと
いなかろうと

あなたが今

生きていて

存在しているだけで

偉いし立派だ


若輩者の言い分が
偉そうに聞こえてしまうかもだけど


尊くて素敵に想う