特別な… | Sun Child

特別な…

土曜日にマリノスタウンで献花した時、涙が込み上げたけれど、こぼれ落ちはしなかった。

献花台が置かれたコンコースの無機質さと、マツの写真が僕にはしっくりこなかったからだと思う。

だけど、葬儀の祭壇に飾られた日本代表時代の遺影をネットでみたら、堪らなくなった。



マツが松本山雅でプレーすることを決めてから、マリノス解雇のことはもう口にしなかったけれど、やっぱり、絶対に、マリノスはマツを切るべきじゃなかった。

マツは特別な選手だから。

プレーの面では、特別さが薄れてきていたのかもしれないけれど、ファンやサポーターやチームメイトにとって、マツは変わらず特別な存在だった。

戦力外通告から最終戦やサポカンまでのことや、今回の倒れてからからのことをみても、それが痛いほどわかると思う。

どれだけマツがファンやサポーターや代表含めたチームメイトを奮い立たせたか。

ボロボロになって、もう俺がプレーする必要ないって、マツが自分で言い出すまで、マリノスはマツにプレーの場を与えるべきだった。


フロントだけがマツの特別さをわかっていなかった。
サポーターがいかに「気持ち」を大事する厄介な存在かということも。

企業経営と同じ論理でフットボールクラブの経営をしてはいけないことを。