untitled | Sun Child

untitled

まだまだ受け入れられないけれど、書いてみようと思う。


マツが昨日他界することが、運命のようなもので決まっていたんだとしたら、昨年でマリノスを辞め、短い期間ではあったけれど、山雅の一員でいられたことは良かったのかもしれないと思う。


生涯マリノス宣言をしていたんだから、最後もマリノスのユニでいたかったのかもしれない…
それはそれで、すごく素晴らしいことだけど…


昨年の戦力外通告があったから、
マリノスタウンにつめかけた多くのファンやサポーター、
戦力外撤回に署名した多くのファンやサポーター、
最終戦に足を運び、直樹コールを続けた多くのファンやサポーター
の直樹を想う熱い気持ちを改めて実感することができたんじゃないだろうか。

最終戦が終了し社長や監督が挨拶してる間、直樹はひとりだけ、挨拶を掻き消すように直樹コールを続けるサポーターに身体を向け、ずっとゴール裏を見つめていた。
ひとりだけユニのまま。

ゴール裏のサポーターに挨拶するマツよりも、僕にはその姿が印象深い。

マリノスでの最後のゲームが終了し、マツにとって最高に哀しい時間だったと思うけれど、同時に最高に誇らしい時間だったんじゃないだろうか。

マリノスでプレーした16年間は、悔いのない素晴らしいものだったと、終わらない直樹コールを聴きながら、マツは思ったんじゃないだろうか。

戦力外がなかったら、今年もある意味例年と同じようにシーズンを迎え、ファンやサポーターとあんな風に向き合うことなく、昨日を迎えていたと思う。


それに、最終戦は(まだまだ気持ちの整理がついていないとは言え)お別れの場であった。

今生の別れのつもりはさらさらなかったけれど、ある種のお別れができた。

今までありがとうって。

お互いに。

きちんとじゃなくても、お互いに今までの感謝の気持ちを伝えられたのは、幸いかもしれない。

少なくとも、僕はそうだ。

今年もマリノスでプレーし、昨日あんなことになっていたら、もっともっと動揺したと思う。

マツに、「今までありがとう」って言えてないから。


どう書いても、喪失感を埋めることはできない。