5月、世間はSwitch2の発売に盛り上がっていた。私も絶対やりたいタイトルが出た時に手元にないのは悲しいのと、なにより子供達に説得されていくつも抽選に応募していた。興味がない夫にもお願いして当たるのを待っている状態だった。
そんな中、発売日に到着する日程で夫の抽選が当たったのだ。そこからの私は、歓喜して一人で今後どんなソフトが出るのか動画を見て一人予習したり、子供達には言わずにサプライズで発売日に見せようとウキウキした気持ちでいた。
そんな中、事件は起きた…
夫が当たったサイトは48時間以内に注文しないといけなかったのだ。夫にLINEでお金はどうするのか聞いた時に返ってきた返事…
「時間切れてました。また抽選中」
そうなのだ。夫はたまに信じられないようなことをする生き物なのだ。私は一人浮かれていたのを激しく後悔した。私がすべき事は、Switch2の予習ではなく夫への注文確認だったのだ。
こんなことなら、初めから当たってない方がよかった…
子供達には黙っていてよかったが、私はこの悲しみを誰とも共有出来ず悶々としていた。電車のCMでもネットニュースでもSwitch2の情報が溢れていた。その度に言いようのない後悔が襲った。
はっきり言って、夫の顔を見たくない。週末に顔を合わせたら、イライラするのは必須。
手元に残ったSwitch2の軍資金5万円。
ふと、友人がGWに万博行って楽しかったという話を思い出した。
全く興味がなかった万博。
7日前抽選というものも知らず、5日前に私は大阪に行く決意をすることになる。
それが万博との出会いだった。