ゆるゆる旅行記〜徒然なるままに

ゆるゆる旅行記〜徒然なるままに

万博に行ったので、その感想を書こうと思います。特に有益な情報はなく、感想のみです。他にもテーマパークに行った感想や旅行に行った感想が書けるといいなと思ってます。続くといいな…

思いつきで行くのを決定したので、下調べなんてものは皆無だった。

なので、先に行った友人に地図をコピーした方がいいということを聞いてコピーするレベルだった。あと寒いから上着を持っていった方がいいとか、ご飯はやたら高いし並ぶからどこかで買っていった方がいいとかそんな情報を得たと思う。たしか、新大阪のマクドナルドで買っていったように思う。


そもそも、直前で決めたので11時入場しか取れなかったのだ。同じ値段を払ってるのに遅くにしか入れない…なんとなく嫌な気持ちになり、私は腱鞘炎になるんじゃないかと思うくらい携帯と格闘しなんとか10時の枠に子供たちの分も含めて移動させた。(今なら二日前に空くから、それを狙えとか言えるが当時は無知過ぎたのだ)

泊まるのは一泊だけだったので、メインの日以外にも夜チケットを取って初日は16時過ぎから入ることにした。


新幹線で新大阪に着いて、新大阪の御堂筋線とは真逆の方向にあるホテルに荷物を置いて出発した。これも今なら、淀屋橋か本町辺りにホテルを取ればもっと楽だったと思うが仕方ない。


ホテルから15分ほど歩いて、やっと御堂筋線についた時点で小学生二人の子供は疲れていた。


そしてやっとのことで、夢洲に着いたのは16時20分くらいだった。改札を出ると広々とした構内に出てエスカレーターを登っていく。地上に出ると色とりどりの万国旗がはためいていた。


その景色だけで、一気にテンションが上がったのを覚えている。


5月、世間はSwitch2の発売に盛り上がっていた。私も絶対やりたいタイトルが出た時に手元にないのは悲しいのと、なにより子供達に説得されていくつも抽選に応募していた。興味がない夫にもお願いして当たるのを待っている状態だった。


そんな中、発売日に到着する日程で夫の抽選が当たったのだ。そこからの私は、歓喜して一人で今後どんなソフトが出るのか動画を見て一人予習したり、子供達には言わずにサプライズで発売日に見せようとウキウキした気持ちでいた。


そんな中、事件は起きた…

夫が当たったサイトは48時間以内に注文しないといけなかったのだ。夫にLINEでお金はどうするのか聞いた時に返ってきた返事…

「時間切れてました。また抽選中」


そうなのだ。夫はたまに信じられないようなことをする生き物なのだ。私は一人浮かれていたのを激しく後悔した。私がすべき事は、Switch2の予習ではなく夫への注文確認だったのだ。

こんなことなら、初めから当たってない方がよかった…

子供達には黙っていてよかったが、私はこの悲しみを誰とも共有出来ず悶々としていた。電車のCMでもネットニュースでもSwitch2の情報が溢れていた。その度に言いようのない後悔が襲った。

はっきり言って、夫の顔を見たくない。週末に顔を合わせたら、イライラするのは必須。

手元に残ったSwitch2の軍資金5万円。


ふと、友人がGWに万博行って楽しかったという話を思い出した。


全く興味がなかった万博。

7日前抽選というものも知らず、5日前に私は大阪に行く決意をすることになる。


それが万博との出会いだった。



2024年の夏、家族が万博のチケットが手に入るから行くかどうか聞いてきた。私は全く興味がなくスルーしてしまった。今考えるとチケットをもらっておけばよかったと思うが、あの時の私は大阪はものすごく遠い場所で万博とはなんぞや状態だった。ニュースを見れば、何百億もかけて無駄遣いだとか工事が遅れているだの、天井に石を吊るして危険だとかそういったネガティブな情報しか私には入ってきていなかったのだ。

今は大人気のミャクミャクさえも、気持ち悪いだのなんでこんなデザインにしたんだとネガティブな情報で溢れていた。


百聞は一見にしかず…

今はもっと早く行っていたらと後悔しているし、大阪に住んでいる人がめちゃくちゃ羨ましいが、マスコミや周りの情報に振り回されず自分で見て判断することの大切さを学んだということにしておきたいと思う。