大声援を受けながら、巨人の沢村がお立ち台で発した試合後の第一声は、予期せぬ言葉だった。

「八回まで0点に抑えて期待していたと思うけど、点を取られるのはまだまだです」。

ストイックな男らしく、プロ初完封を逃したことを反省したが、3安打1失点と内容は申し分なかった。

「勝つことだけ」を考えてマウンドに立った。3日の中日戦(東京ドーム)はコンディション不良から

5回5失点で降板。「前回のようなふがいない投球だとチームが上昇する流れを断ち切る」。

気持ちの乗ったピッチングで、チームでは6月18日の内海以来となる完投勝ち。

夏場の連戦は、昨年まで大学生だった沢村には未知の領域だ。

登板前はブルペンではなく、遠投中心の新たな調整法を導入し、

微妙にズレていたフォームのバランスを修正した。

「練習で妥協してしまうと、ピッチングに出てしまう」。この日投じた115球は、

暑い夏を見据え、ペース配分を意識した結果でもあった。

前回は制球に苦しんだ点も反省し、1四球で投げきった。

沢村は新人にして防御率7位、奪三振についてはリーグトップ!!あっぱれです!



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