 こんにちは。 やえです(^^) あるところに、水の苦手なワニがいました。 兄弟ワニたちはみんな川で泳ぐのが大好き。 だけどなぜか、自分だけ水が苦手で、 どうしても、川や海に入りたくないのです。 そしてそのワニは、 ワニなのになぜだか 水に入っても泳げませんでした。 好きなことといえば 高い所まで木を登ること。 でも他の兄弟ワニたちは 誰も木登りなんてしません。 楽しそうにしている兄弟ワニたちと 一緒に遊びたいと思うのだけど、 水が苦手なワニは川に入れないので、 その遊びの輪にはいることができません。 だからいつもポツンとひとりで その様子を陸から眺めていることしかできませんでした。 でもある日、 水が苦手なワニは、いいことを思いつきました。 「そうだ、浮き輪を買えばいいんだ！」 浮き輪を使えば、泳げなくても 川で兄弟たちと一緒に遊べる！ そう考えた水が苦手なワニは、 頑張って少しずつお小遣いをためて 念願の浮き輪を買いました。 「よーし、これでみんなと一緒に遊べるぞ！」 水の苦手なワニはそう喜んで 浮き輪をつけて 思い切って川に入りました。 でも、 とってもざんねんなことに、 浮き輪のままでは、 兄弟たちとボールで遊ぶこともできないし 深く潜って 一緒にシンクロナイズドスイミングをすることも 全然できなかったのです。 結局、水の苦手なワニはまたひとりぼっち。 でも、もうこんなのは嫌だ！ 最後にもう一回だけチャレンジするぞ！ そう意を決した水の苦手なワニは 長いはしごをのぼって （のぼるのは楽しい） 飛び込み台の上までやってきました。 そして、いち、に、、 にとはんぶん、、、、、、さん！！！ と思い切ってダイブしたのです！ 結果は、、、、周りの予想どおり。 またおぼれてしまい、 兄弟たちに助けてもらって、 陸まで上げてもらう始末でした。 やっぱり水なんて大嫌いだ！！ 冷たいし濡れるし、 それにとっても恥ずかしい思いをした！！（泣） 水の苦手なワニがそう思っていたとき、 なんだか不思議な感覚が 身体をおそいました。 鼻がムズムズするのです。 くしゃみがでそうなムズムズでした。 そしてそのまま ハックション！！ とくしゃみをした瞬間、 なんと、水の苦手なワニは 口から火をふいたのです！ そうです。 水の苦手なワニは 実は、ワニではありませんでした。 ほんとうは、ドラゴンだったのです。 ドラゴンは川で泳ぐようにできていません。 ドラゴンは火をふいて 空を飛ぶようにできているのです。 だから泳げなかったのですね。 水の苦手なワニとして生きていたそのドラゴンは、 今度は兄弟たちを背中に乗せて 空高く飛んで、みんなを楽しませましたとさ。 ＊＊＊ これは、私の大好きな 英語の絵本にあるストーリーです(^^) 本当はドラゴンで、 空を飛ぶために生まれたのに 周りと同じように泳げないことで 一生懸命悩んでしまう。 そしてそうしている間は、 自分の本来の性質に気づかない。 これは、私たちにも 共通することだと思います(^^) あなたは、 周りの人ができることができなくっても 悩む必要はありません。 もしイチロー選手が Excelが出来ないことで悩んでいたら ちょっとおかしいでしょう？ イチロー選手が必死でマクロの組み方を覚えていたら 「そんなこといいから、野球やってくださいよ！」 って、きっとみんながいいますよね(笑) 私たちは、自分のできないことに 意識を向けすぎる傾向があります。 でも、本当に意識を向けるべき大事なところは あなたが自然にできること、 大してすごいとも思ってないような 今のあなたでサラッとできてしまうこと、 なんですよね(^^) そこに、あなた本来の性質が隠れていたりするのです。 あなたは、 自分がどんな生きものだと思いますか？ そして、 どんな場所が過ごしやすくて生きやすいですか？ 違う生きものになろうとしたり、 嫌いな場所になじもうとしたり、 そういうことにエネルギーを使っていませんか？ この元ワニのドラゴンが教えてくれるように やってきたキッカケを大切にして、 ほんとうの自分の性質に 私たちもどんどん 気づいていきたいですね(^^) 今日も読んでくれて ありがとうございます(^^) あなたのユニークさは世界を救う☆彡 ではまた♪ P.S ちなみに、「火の苦手なドラゴン」というお話もあります。 この子はドラゴンなのに、なぜだか飛べないのです。 なんででしょうね(^^)♪ やえ |
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