偶然なる偶然②
『未来の魔法のランプ』の原稿が出来上がったときのお話しです。
初稿が出来上がって、著者の2人で話し合いました。これからいくつもの出版社を訪ねて、プレゼンテーションをしよう。そのためには、以前いっしょに書いた本がたくさん必要だ。原稿のコピーもたくさん必要だ。
その日の夜、以前本を出した出版社の編集長から電話がありました。
「東京本社が移転することになりました。販促用に保管してある本が手元に20冊ほどあるのですが、よろしければお送りしましょうか?」
実はこの出版社、大きな会社で社屋が移転するなんてここ十年間以上聞いたことがありません。こんな絶妙な偶然のタイミング、誰が信じてくれるでしょうか?
ましてや、説話社へのプレゼンテーションの日、他のいくつもの出版社へ行こうとして、原稿をたくさんプリントしようと思いました。が、最初のプリントが終わった時点で、パソコンがこわれてしまいました。
にもかかわらず、そのとき、
「この偶然は、説話社から出版すれば、本が多くの人々に読んでもらえる」
と、聞こえたような…。そして、結果、説話社から本が4月に出版される運びになりました。
これまたこんな有り難いタイミング、誰が信じてくれるでしょうか?
これは、本当のお話しです。
執筆Taka