因果の法則 | 未来の魔法のランプ

因果の法則

「因果の法則」についてもう少し考えてみましょう。


因果の法則は、思ったこと(「思考」)を「行動」に移したときに成り立ちます。
ところが、思ったことが直接結果に現れ心が引き起こしたことも因果の法則だと説く考え方があります。
それは、「行動を伴う因果の法則」に対して、「行動を伴わない因果の法則」です。
但し、その考え方はわかるのですが、解釈の仕方によっては誤解を生じさせることがあるかもしれません。

つまり、心の動きも因果の法則の域に入れてしまうと「目の前に起こる現象すべてはあなたの考え方次第、すなわちあなたの責任、よってあなたが悪い」となってしまいます。

それを前提にして前向きな方法として「プラス思考で潜在意識をポジティブにする考え方」へと発展するわけです。

それもまたわかるのですが、問題は、潜在意識を変えれば結果が変ることを100%理解できていても、「辛い時、苦しい時、逆境にいるときに、はい、それではポジティブにものごとを考え直しましょう」と簡単に頭を切り替えられるでしょうか。

そんなときのプラス思考は反対に逆作用してしまうかもしれません。
よって、「あなたはネガティブな考え方をしている」となって、どうどうめぐりです。


さて、お話しの次元を変えます。
辛い時、苦しいとき、逆境にいるときに、逆作用しないで逆作用したような結果になることもあります。
ちょっと分かりにくい言い方をしました。
つまり、辛い時、苦しい時、逆境にいるときに思った「願いごと」に対して、一時的には更に結果が悪くなってしまうが、それが功をなして二次的結果が良くなるときもあるということです。


例えば、お金に困ったときお金が欲しいと願いごとをすると、さらに予想外の出来事が起こって、不運にも破綻してしまうことになってしまうと、「それはあなたの責任でしょう」と責められることになるでしょう。
ところがそんなときにも、発明、発見、若しくは自分の才能もしくは自分が心からやりたかったことを再認識して、お金持ちになることだってあるかもしれないのです。


お金のことだけでなく、最悪の逆境を経て最良の恋人に出合うことだってあるかもしれないのです。
一番お金がないときに、世界旅行をして、お金で買えない財産をいっぱい手に入れることだってあるかもしれません。


「財産」とは、貝(お金)を生む才能と教えてもらったことがあります。

要は結果をそのときそのときの事象で見るのではなく、「ものごとを大局で見る考え方」がいまこそ必要とされているのです。


4月5日、説話社から出版される「未来の魔法のランプ」はそのような観点で生まれた物語です。


執筆:It