今回も前回に続いて、ロスカット点について今考えていることを記します。
まず、最近の株価が上がっていることもあり、高値と安値の差が広がっている可能性があると思い、データを見てみた。
図からは、株価の上昇に伴い、差が出ているように思われる。
次は、実際の株価に対して、高値と安値の差がどの程度かという検証を行ってみた。
これは、ロスカット点を考える上で、株価とロスカット点を考える上で、その割合を下のような図で表してみた。
このグラフは、高値と安値の差をその日の始値で割ったものである。
高値と安値の差は、平均で株価の約1.3%程度でした。
約1.3%しか変化していないといっていいかも。
これは、定数という意味ではなく、ロスカット点を株価が上がってもあまり気にしなくていいことかと思います。
もちろん、約1.3%とはいえ、徐々に高値と安値の差が広まってきているので長期的には考慮に入れる必要があるでしょう。
ただ、今利用しているデータは、過去13年分のデータから得たものなので、「長期的」にといっても、検証はかなり先になるかと思います。
次回は、高値と安値の差の標準偏差というものを使って考えてみようかなと思います。
標準偏差そのものを理解しているわけではないので、標準偏差とは何かということを調べる必要があるので。
偏差値。
頭を抱えていたことが思い出されます。50切ると後ろ指をさされ・・・