LED2倍で2010年国内一般向け照明市場はプラス転換
矢野経済研究所は12月10日、2010年の国内一般向け照明の総市場規模が前年比2.7%増の7420億円になるとの予測を発表した。LED照明が2倍近い伸びをみせるなど高効率照明への切り替えが進み、売り上げを押し上げている。
2009年の総市場規模は、景気悪化で新設着工件数が大きく落ち込んだため、前年比5.4%減の7227億円(推計)と大幅に減少した。これに対して2010年は、省エネ法の改正や景気対策の公共事業の増加で、LED照明などへの切り替えが進み、プラス成長に転じると説明している。
LED照明は、2009年に照明メーカーや新規参入事業者各社から電球形LEDランプが次々と発売されて注目度が一気に高まった。同年の市場規模は前年の約2.5倍の374億円に拡大。さらに2010年は前年比95.2%増の730億円にまで成長する見込みだ。従来の白熱電球照明の代替から蛍光ランプ照明の代替製品も登場している。
照明メーカー各社は、事業の軸足をLEDにシフトしており、とくに中堅規模の照明専業メーカーにその傾向が強い。一方、大手電機系メーカーは、最終製品のLED照明だけでなく、デバイス事業の展開による事業拡大を目指そうとしている。
矢野経済研究所によると、国内照明市場は光源の約7割を蛍光ランプが占めており、蛍光ランプを代替できるLED照明の普及が始まれば、市場規模はさらに拡大することになる。(画像あり)
■提供日経ケンプラッツ
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