1万8000の防犯灯を青色LEDに切り替え、群馬県太田市
電子部品製造のKFE JAPANは11月19日、群馬県太田市の「太田市LED青色防犯灯ESCO事業」を受託したと発表した。市内の全防犯灯を青色LEDに切り替える大規模な事業。地方自治体の青色LED防犯灯事業は全国でも初という。
同社の地方自治体向けESCO(Energy Service Company、省エネルギー支援サービス)事業参入の第一弾。ESCOは、民間の資金や経営、技術力を公共サービスに活用する「PFI」の環境版で、省エネに関する包括的なサービスを提供する。
太田市は、同市内の約1万8000灯の防犯灯すべてを蛍光灯から青色LED照明に交換する。年間約5000万円の電気料金を3分の1程度削減し、年間約2400万円かかっていた修繕費をゼロにする。また、CO2排出量も約50%削減する。さらに青色LEDには、人に心理的な鎮静効果をもたらして犯罪発生率を軽減させる効果も期待できると説明している。
LED照明器具は、衣料品・化粧品販売のシャルレとKFE JAPANの合弁会社シャルレライテック(東京・港)から調達する。12月上旬に設置を開始し、年度内に完了させる予定だ。維持管理まで含む10年契約で、委託費は年間3000万円台になる。
KFE JAPANは、主に企業向けLED照明を手掛けており、自治体向け事業はこれが本格参入となる。今後は、LED照明のほか、太陽光や風力発電などの設備事業や売電事業の支援を展開。2011年度に3億円、5年後に30億円の売り上げを目指す。
■提供 日経ケンプラッツ
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