中学高学年から心理学に興味を持ちだし、その頃から徐々にユングに惹かれるようになった。
高校時代に、ユングの思想に触発されて、色々と考えるようになった。
高校の時に読んだ本の中に、『人間と象徴』がある。
この本は、人間と象徴について考えるための端緒を与えてくれる。
天文学や物理学の分野で、「人間宇宙論」という考え方があるが、それを精神世界にまで広げて考えるためのきっかけを作ってくれる考え方だ。
何故占星術が存在し、ある程度人間の人生行路や性格を占えるのか?
何故筮竹で、いつ何が起こるかを占えるのか、知り得るのか?
結界を作るとは何か?どうするのか?
鼻緒が切れるとか、何かしらの象徴的な出来事と実際の出来事との類似性は何故起こるのか?
、、、、、、等々。
左脳的には、偶然と片付けてしまう些細な出来事、論理的には説明しがたい事であるが、右脳的には既知のことと知り得ている不可思議さ。
日々起こる様々な事象は、比喩と象徴に満ちている。
それを左脳的に解明しようとした思想家の一人として、私はユングを位置づけている。
しかし、「共時性」「シンクロニシティ」という言葉も、今ではよく使われるが、その背後のメカニズムは未だ解明にはほど遠い。
古代の神話や聖書にも「象徴」について書かれている。
端からそういうオカルト的な考え方は排除する非科学的で硬直した頑迷固陋な態度によって、精神世界の開拓は妨げられてきた。
右脳と左脳がヘミシンクしながら人間の高度な精神活動が展開されている事を思えば、霊能者的な活動だけではなく、科学的論理的な体系性の確立も併せて作り上げていく事が急務であると思う今日この頃である。
宗教団体が最初は、聖霊に満たされ、発展しつつも、やがて堕落し俗化していくのもこの理論体系化がなされなかったことにあるように思う。
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