東京上野ロータリークラブ様の例会で、代表の大類が講演を行いました。今回は極度の貧困の現状とその克服に向けた認定NPO法人Future Codeの活動が報告されました。

極度の貧困とは、1日2.15ドル以下で生活する人々を指し、教育・医療・食糧の欠如など、出生地による「運」に左右される社会構造的な問題であります。個人の努力だけでは脱却が難しく、世代を超えて続く「貧困の連鎖」が生じています。
Future Codeは、バングラデシュで医療者育成や診療所設立、総合病院建設計画を進め、保健制度の創設の提案など、貧困層にも医療を届ける仕組みを構築しています。
ブルキナファソではマラリア対策・衛生改善・食糧支援・農業支援・シアバターのソーシャルビジネスを展開し、現地雇用を生み出しています。
ハイチでは治安悪化の中でも孤児院の食糧支援を継続していることも紹介されました。
国際協力とは「貧困の連鎖を断ち切り、構造的暴力をなくす平和創造の行為」であるとし、単なる支援の意味にとどまらず、具体的な平和を生み出す手段です。
現在も約8億人が極度の貧困下にありますが、過去の20億人から減少した事実は希望であり、継続的努力により撲滅は可能と語られました。
過去からの統計的には、発展していない国は存在せず、そう遠くない将来には「支援が投資となり、支援先がパートナーとなる時代」が来ると展望。
私たちの活動に終わりはなく、継続そのものが目的であり、日本から世界平和に貢献する団体であれるよう、努力を続けて参ります。
日本の皆様には引き続き、温かなご支援、ご声援をよろしくお願いいたします!
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