こんにちは。バングラデシュ支部 ラーマン真理子です。
今回はスラムで実際どのように出産が行われているのかをレポートしたいと思います。
スラムで暮らす妊婦さんにとって、病院で必要となる費用は、高すぎてとても支払うことなどできない現実があります。
バングラデシュには、モヒラ ダイ(モヒラ=女性、ダイ=助ける人)と呼ばれる、Traditional Birth Attendant(TBA)という伝統的産婆さんがいます。
伝統的産婆のソヒダさん。80歳。
病院に行く十分なお金がなくて困っていた妊婦さんに対し、何か自分にできることはないか?と考え、行動した結果が今に繋がり、わたしがやらなければだれがやる。と15年活動をしてきたと言います。
ソヒダさんとその家族
医学的知識、技術は学んでおらず、繰り返される経験から学ぶ伝統的産婆さんの出産介助の元、自宅出産をする道を選ばざるを得ないのが、スラムで暮らす妊婦さんの置かれた現状であり、バングラデシュの高い妊産婦死亡率、乳幼児死亡率に示されている通り、そこには命の危険が潜んでいるのです。
今回、このプロジェクトの一環でもある、スラムで暮らす妊婦さんでも支払い可能なわずかな金額でケアを受けられる診療パス制度導入することにより、病院受診に繋げ、妊婦さんが安全な出産に必要な指導を受けることができ、異常を早期発見、治療をすることができ、医学的知識、技術に基づくケアの元、スラムに暮らす妊婦さんも安全に安心して出産できることへと繋がるのです。
達成まであと少し!このプロジェクトがスタートし、スラムの妊婦さんにも安全で安心なサポートができるよう、どうか皆様のお力をお貸しください!どうぞよろしくお願い致します!
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https://readyfor.jp/projects/medical-care_slums_bangladesh