〈バングラデシュ孤児院診療継続、寄生虫治療も開始〉 | 国際支援団体•認定NPO法人 Future Code

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国際医療支援団体であり、医療の届かない場所に医療を届ける活動を基本として教育、貧困、公衆衛生など様々な途上国の問題に対し、日本人として何ができるのかを考え、行動を続けています。支援事業は農業/食糧支援、ソーシャルビジネスによる雇用創出等、多岐にわたります。

前回に引き続き、バングラデシュのモハマドプールにある 75 名の子ども達が生活をしている孤児院 で、何らかの症状を訴える子供達 31 名に対して、検診を行いました。

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主に、咳嗽、鼻水、発熱など(15 名)、皮膚掻痒感(11 名)の訴えが多く見受けられました。
前回の検診後より、疥癬対策として「寝具を全て、日に干したり洗濯し、清潔に保っています」と孤児院スタッフからの報告があり、改善の努力が見られます。

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また、寄生虫が原因と考えられる症状である、肛門の痒み、食欲不振、腹部の腫れを訴える子どもたちが全体の30%ほどに上り、今回は新たにこちらの孤児院で生活をしている75名の子ども達に対し、寄生虫駆除プログラムを開始しています。


このプログラムでは、半年に1回1錠(約 6.5 円/1 錠)の駆虫剤の薬を無料配布し、治療を開始。
その後は症状のあった子ども達からは寄生虫が駆除され、食欲も戻り、症状がすっかりと改善しています。

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バングラデシュでも新型コロナウイルス感染症は再び拡大しており、現在、再び都市がロックダウンされる事態の最中ではありますが、私たちもできることを少しでも行動していきたいと思います。


日本の皆様には、どうかこれからも温かなご支援、ご声援をどうぞよろしくお願い申し上げます!

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