バングラデシュでは2014年1月に5年に1度の総選挙を控え、ホルタル、交通封鎖などの日々が続く国内状況も考慮し、より確実に看護師育成プロジェクトを進めていくために、予定していた時期より開始時期を見合わせてきました。
2013年12月30日。
前日に引き続き抗議デモ行進が行われる状況にあり、参加予定であったバングラデシュ人講師陣、生徒が来られない状況の中ではありましたが、日本より合流をしたメンバーの協力を得て、無事に看護師育成プロジェクトのイントロダクションを開始することが出来ました。
「アメリカやカナダのNGO団体が、この5年間看護師育成プロジェクトへの取り組みを行っていましたが、開始には至らず。このような看護師育成プロジェクトを待ちわびていました。」という声を生徒から実際に聞き、このプロジェクトに対する強いニーズを再認識しました。
私たちが想像をしていた以上にこのプロジェクトに対する期待は強く、「今日のイントロダクションに参加をして、このプログラムを是非受けたいと思った!!」という声が多く聞かれました。
このプログラムを受ける、さまざまなバックグラウンドのある生徒に活かされるプログラムとするために、この日のイントロダクション受講生徒に対して看護ケアの実施頻度に関するアンケートを実施。
アンケートから得られた結果をもとに、講義内容の見直し・生徒1人1人に応じたフォローアップにも繋げて行きたいと考えています。