4月27日より再びハイチ レオガンシグノ病院にて、住民無料結核検診を開催いたします。
2011年から準備を始め、2013年に初めて実現した住民無料結核検診もおかげさまで3年目を迎えます。
(写真:2013年6月 第一回無料結核検診)
今回の検診もFuture Codeからは大類医師が現地に渡航し、ハイチ友の会と連携して開催する予定です。また、現地では当団体が2012年に行ったハイチ人医師教育プログラムに参加したパスカル医師、ジャッセン医師も参加予定です。
現在までのプログラムの問題点を修正し、今回のプログラムから、従来のハイチでの結核の検診方法に若干の改良を加え、十分な検査などができない環境でではありますが、レントゲンと喀痰検査、症状などの情報を組み合わせ、現地で実現できる最も診断率が高いと考えられる方式に変更します。
その他、今までの問題点として、結核または結核の疑いと診断した患者でも、食費の負担のためか治療を受けないケースがありました。そこでここをまず改善するために、結核と診断した患者の食費等を含めた入院期間の全額を負担し、より患者が治療を受けやすい環境を作り、より多くの効果を狙い、現地へ貢献したいと思います。
さらには、よりいっそうハイチの現状を考慮し、より適したプロジェクトにするべくモニタリングとプログラムの評価機能の強化に努め、今後もプログラムの改良を随時行っていきたいと考えております。
今後とも皆様からの暖かなご声援、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。