やっと喉が完治しました！

やっと喉が完治しました！

4月の、あるライブの一週間前にノド風邪を引きました。
ライブまで声を出さないで安静にして風邪を治すよう心掛けました。

ライブ当日、風邪の症状は治りました。
ライブ前にスタジオでいつものようにリハをしたのですが、
リハが終わってスタジオを出た途端に声が出なくなりました。
症状は治まったのですが、喉は回復してなかったようでした。

恐らく一過性なもので、ライブ会場に着くまでには

回復するだろうと思ったのですが、

ライブ会場に到着してもまったく回復しませんでした。

その状態で無理にライブして更に喉を悪化させてしまいました。
その後ライブを2つほどキャンセルせざるおえない状況になりました。

それから1ヶ月間は声が出なかったです。
1ヶ月経ち、歌えるようになりましたが騙し騙しのライブでした。

Life must go on、群青でシャウトする箇所があるのですが、

まったくイイ感じに出せないのです。

ノドは一度壊すと治らない場合もありますので、

今後の身の振り方の覚悟を決めていたところもありました。
今後どうやってキーを下げて歌うか？とか色々と考えましたし、

ホソイイヌヲはもう死んだと思いました。

今思えば、あのライブはキャンセルするべきだったのか？

と自問自答の繰り返しの日々でした。
でも自分のお客さんがゼロならキャンセルですが、

自分のお客さんが一人でもいるならやるべきではないか？と思っています。
客が一人でも一万人でも変わらない。
いつも1人の為に歌いたい。

でも（恐れ多いことを書きますが）、

まだまだ巡り合っていないオレの歌を待っている人がいる。
その人達の為にホソイイヌヲの歌を届ける為に、

オレは歌い続けなければならない。
なのにオレは声をダメにしてしまった。
どちらの選択が正しかったのか葛藤の毎日でした。

色々なことが脳裏をグルグルと回っていた3ヶ月間でしたが、

昨日のKAKADOライブでは、いつと通りな声が出ました！
本当に良かったです！
ノドのために色々と対処した苦労が実りました。

でもそんな感慨深いライブなのに、

昨日のライブにオレのお客さんが1人もいないというのは、

ホソイイヌヲのノドは治り生き返ったが、

ホソイイヌヲはもう死んだな、と思いました。

これはオレが望んだ世界なんだと割り切って、
またここからまた這い上がらなけれならない。

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