どうやら交感神経がカギを握っているらしい…

前回、過敏性腸症候群IBSが酷いと書きましたが、
それから上がったり下がったりな感じです。

いつもネットで、あれこれと
過敏性腸症候群について調べている。

どんな治療がいいのか…
どんな薬がいいのか…
どんな食生活がいいのか…
どんな考え方がいいのか…

そんな時、とても良い情報を見つけた。

鍼とお灸の診療所をやっている方のサイトなのだが、
そこにこう書いてあった。

「過敏性腸症候群は自律神経の
　副交感神経が働きすぎによる病気です」

腸は自律神経の副交感神経が司っている器官で、
副交感神経が活発になると腸が活動し、
便意などがおこるのです。

過敏性腸症候群の人は、自律神経が乱れていて、
副交感神経が働き過ぎて腸が動きすぎるのだ、という。

つまり、副交感神経が働きすぎると腸が動きすぎて、
腸内の便を早く出そうとしてしまうと下痢になる。

また、腸が動きすぎて、腸が痙攣すると
便が腸内で止まってしまって便秘になる。

その腸の痙攣が酷いと腹痛になる。

「過敏性腸症候群の原因は
　自律神経の乱れから来るものです」
ということは知っていたが、
交感神経と副交感神経のどちらが悪さをしているのか、
そこを詳しく書いてあるサイトが無かった。

でもようやく何が原因なのか分かった。

少し話しは反れるが、
以前「うつ病」について調べたことがあった。

副交感神経はリラックスな時に働く神経だが、
副交感神経が働きすぎると逆にリラックスし過ぎて、
何もやる気が起きなくなってしまうそうだ。

それでうつ病になってしまう。

確かに過敏性腸症候群になってからのボクは
何もやる気が起きない時が多い。
やはり副交感神経が働き過ぎているのだろう。

うつ病も過敏性腸症候群など心の病気って
副交感神経が関係しているのだろうか？

そして、その鍼とお灸の診療所のサイトには、
「過敏性腸症候群を治すには
　副交感神経の働きを抑えて、
　交感神経を高めれば良い」
と書いてあった。

なるほど交感神経がカギを握っているのか！
興奮したり、ウキウキしたりすればいいのかな。

実はそれをこのサイトを見た後に実際に体感した。

前回の記事の時、会社で仕事中に腹痛が起こった。

この時、ちょうど仕事の谷間でヒマだったのだ。
それでリラックスモードで副交感神経が優位になっていたのだろうと推測する。

それから数日ヒマな日が続き、腹が非常に痛かった。

その後、自分に仕事が入った。
その直後、自分が仕事モードに切り替わった瞬間、
なんとあんなに痛かった腹痛が段々と和らいでいくではないか！

仕事モードになったことにより、
交感神経が活発になり、腸の活動が抑えられたのだろう。

その後、数日適度に忙しい日々が続いた。
その時、ほぼ腹痛はなかった。

そして忙しい仕事の日々から解放される金曜日の夜。
家へ帰り「あ～明日休みだ！」と仕事から解放された瞬間、
リラックスして副交感神経が活発になったのか、
また腹痛がしてきた。

土日はずっと腹痛が酷くて、何もできなかった。

そして月曜日、会社へ行き、仕事をすると
また腹痛は和らいでいった。

でも昨日だったかな？
仕事が忙しすぎて、逆に腹が痛くなった。
適度な刺激ではないと逆に痛くなるようだ。

過敏性腸症候群になってから、
仕事のある平日は比較的、大丈夫な時が多いが、
何もない休日になると腹痛が酷いことが多かった。

何でだろう？と思っていたが、
その謎がやっと分かった。

先日、診療内科へ行き、
「仕事すると腹痛が和らぎ、
　休みになると腹痛がする。
　これは交感神経と副交感神経が
　関係しているのか？」
と先生に相談したら、そういうことがあるそうだ。

その時、先生から痛み止めの薬はもらったが、
こうもアドバイスされた。

「常にウキウキするようなことを考えて、
　休みの日も昼まで寝てるんじゃなくて、
　早起きして何か行動しなさい！」と。

確かに平日も体調が悪いと、
休日は家でゆっくりしよう、と考えてしまう。

それで副交感神経が活発になり、
家で腹痛が酷くなる。

少しくらいの痛みなら、
頑張って動いた方がいいようだ。

これから休日は何かウキウキすることをしよう。

月曜日から休日に何をするか予定を立てよう。
休日を楽しく過ごすために、
平日も休日の為の計画を立てよう。

ここ数年、ストレス社会で、
自律神経が乱れて自律神経失調症になる人が多い。

よく「リラックスして副交感神経を活発にしよう」
という記事を見る。

でもボクのような過敏性腸症候群の人にとっては、
交感神経を活発するのが大切なのだな。

どうすればもっと交感神経が活発になるか研究しよう！

何か霧の中、一筋の光が射してきた感じです。