『ししびしお』=①塩辛、塩漬けにした肉。
②古代中国の刑罰の一つ。罪人を殺して、その肉を塩漬けにする。


論語でおなじみの子路さん(紀元前543年頃に生まれ、紀元前480年頃に亡くなる)は、中国春秋時代の儒家で孔子さんの愛弟子ですが、彼の最期は『ししびしお』でした。

子路さんは、衛の国に士官していたのですが、内乱(南子の乱)に巻き込まれ斬られて、亡くなりました。

その最期に、冠のあごひも(纓=えい)が切られたのですが、子路さんは『君子死冠不免=君子は死んでも冠はぬがないんだよ!』と、再びあごひも(纓)を結びながら息絶えたとのことです(>_<)。

その子路さんの遺体を衛の人は切り刻んで、塩漬けにし、その肉片を人々に配ったそうです。
それをある者は道端に捨て、ある者は食べ、また、家畜のえさにもしたと言います。

そして、子路さんの話を聞いた師匠の孔子さんは号泣し、家の中にあった塩漬けを容器ごと外へ捨ててしまい、二度と塩漬けを食べなかったとのことです(>_<)。

(その翌年、孔子さんも亡くなります(ノ_・。))

教育の意義の一つが、死ぬ間際まで学び続ける人間の育成だとしたら、優れた人材が無知な暴徒によって無惨な最期を迎える事例は残念としか言い様がないと思います(^_^;)。

(有史以来、多くの有為な人材が、無知な暴徒に殺された事例がたくさんあるのは、実に残念な事だと思います(>_<))

現代になっても(戦前に)、『ししびしお』が行われている現場を目撃した人もいるみたいなので、
尚更、『人類の進化は、これからが本番』と思いたいです(^_^;)。