こんにちは!
とっても久しぶりに投稿します( ̄▽+ ̄*)


今日、オーシャンサイドDMVにて、カリフォルニアの運転免許を
無事取得することができました!o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
これからカリフォルニアで免許を取る方にとって
少しでも役に立つように、
受かるまでの過程を投稿させていただきたいと思います。


1)筆記試験を受ける

実地試験を受けるためには、筆記試験をパスする必要があります。
筆記試験を受けた時の記事は、下記のURLからご覧ください。

カリフォルニアDMV 運転免許筆記試験


2)練習する

私は、渡米した時、まだ17歳だったので、
日本での運転経験が一切ありませんでした。
そこで、私の学校Mira Costa Collegeの
運転講習を受講しました!

一日2時間×3日の計6時間で300ドルの講習です。
カリフォルニア免許を持っている友達に同乗してもらえば
公道での練習は可能なのですが、基礎すらできていない状態で
教えてもらうのは、やっぱり不安があったので、
この講習を取ることを決めました。

結果的に、講習はとっても有意義だったと思います!
カレッジ入ってから免許を取ろうとする人って、
結構な割合で留学生なんですね。
なので、先生は、留学生にわかりやすいように
ジェスチャーを交えたゆっくりと丁寧な英語で話してくれて、
試験の際に気を付けなければいけないことや、
受かりやすいDMVを教えてくれたりもしました。


講習といっても、日本のように、
練習専用の空間を走るわけではありません。
初めから公道を運転します。


講習初日は、閑静な住宅街でエンジンのかけ方やブレーキの仕方、
右折や左折の練習をしました。

二日目は、車が多く通る一般道で車線変更や安全確認の練習、
また、広くて車が少ない駐車場へ行って、駐車の練習をしました。
駐車といっても、頭から突っ込む、最も簡単なものです。
カリフォルニアでは、縦列駐車の試験がないそうで、
本当に細かい技術は要らないんだなあ、と、ほっと一安心。

三日目は路上駐車から幅をキープしてバックする練習をしました。
試験にほぼ確実に出るということだったので。
あとは手信号の確認や、苦手なことの復習をしました。
手信号は、実地試験が始まる前に必ずチェックされます。
下記の三つを覚えておけば大丈夫です。
Arm Signals

この講習が終わってからは、元ルームメイトのダイアンが、
運転練習に付き合ってくれるというので、
計2時間ほど、運転を教えてもらいました。


ちなみに、別のカレッジに通っている友達は、
学校に講習がなかったそうで、
RISTAドライビングスクールというところで講習を取ったそうです。


3)予約をとる

実地試験を受ける際は、絶対に予約を取らなければいけません。
予約は、オンラインで取ることができます。
下のURLは、カリフォルニアのDMVページです。
https://www.dmv.ca.gov/portal/dmv

ページの上の方にあるOFFICESから
「Find Your Local Office」を選択します。
選択したら、「Make an Appointment」をクリック。
実地試験の場合は、
Behind-the-Wheel Driving Test Appointmentを選択してください。
あとは、空いてる日時を検索して、登録するだけです。

どのDMVかにもよりますが、混んでいると
一か月先まで予約が取れないこともあるので、
早めに予約を取っておくことをお勧めします。
予約をキャンセルしたり、日付を変更することは簡単なので。

私が住んでいる付近の情報しか知らないのですが、
ここら辺では、OceansideとSan Clementeが合格しやすいそうです。


4)当日(試験が始まるまで)

当日の流れを説明します。
まず、予約を取った時間までにDMVに着き、受付を済ませます。

持ち物…仮免許、車のレジストレーション、車の保険証
これらを忘れないように持ってきてください。
日本の試験と違い、車は各自用意しなければなりません。
また、カリフォルニア免許取得者に
同乗してもらわなければなりません。

これらの書類を見せた後、右手の親指の指紋を取られました。
全ての手続きが済んだら、
試験を受けるための列に車を移動させるよう指示されます。


当日の混雑具合にもよりますが、列に移動してから
結構な時間待たされました。
待っている間は、書類をフロントガラスから見える位置に置いて、
窓を開けておいてください。

試験官が来たら、まずは車のチェックから始まります。
この際、同乗者は車から降りてもらい、
試験が終わるまではDMVで待っていてもらいます。

チェックされる項目は以下の通りです。
・Emergency/Parking Brake
・Arm Signals(上述した手信号のことです)
・Windshield Wipers
・Defroster(霧を除去する装置のことです)
・Headlights
・Horn(警音器のことです)
・Turn signals light
・Brake lights(ブレーキ踏んだ時にライトが着くか)

その他、車の状態に不備がないか確認されます。
指示されたとおりに操作すれば大丈夫です。
このチェックの時に、3個以上の不備が見つかった場合、
試験を受けることは出来ません。


5)実地試験開始

試験官が助手席に座ったら、試験開始です。
このとき、携帯の電源は切るかマナーモードにしてください。
試験中に携帯が鳴ったら即失格です。
また、シートベルトを締めていなくても失格です。

基本的に、試験は、DMVの周りを走るだけです。
右折、左折、ブレーキ、走行スピード、車線変更など、
初歩中の初歩のことが見られます。
あと、上述した路上駐車からのバックと頭から突っ込む駐車。
私がチェックされたのはそれだけでした。
高速道路は乗りませんし、もちろん縦列駐車もありませんでした。


スピードが遅すぎる、ウィンカーを出し忘れた、などの小さいミスは
15個までならパスすることができます。
16個以上この項目に引っかかったらアウトです。
走り出してからの試験は10分ほどなので、
この細かい減点で落とされることはめったにないと思います。

ほとんどの人が落とされる原因というのが、クリティカルエラー。
一発アウトの項目です。
これは、スピード違反、信号無視、標識無視、衝突、危険運転など
自分や他者が危険にさらされる可能性のあるものです。
評価シートのクリティカルエラーは以下の通りです。
・Intervention by examiner
・Strikes object/curb
・Disobeys traffic sign or signal
・Disobeys safety personnel or safety vehicles
・Dangerous maneuver
・Speed
・Auxiliary equipment use
・Lane violation

実は私は、今回が二回目の受験でした。
一回目は、このクリティカルエラーで落とされています。


どういう状況だったかというと・・・。
立ち入り禁止の看板がある道路で、他の道は右折しかなく、
私は、勝手に右折していいものか迷い、試験官に質問しました。
が、試験官は答えず、私は、標識の前まで来たので車を止めました。
これでもうアウトです。

標識は立ち入り禁止となっているのだから、私は自分で判断して
右折しなければならなかったんです。
標識無視の項目のクリティカルエラーとして、落とされました。


まあ、これは、試験官の運が悪かったこともあるのでしょう。
友達などの話からすると、どうもDMVの実地試験は、
試験官の運が大きく左右するらしく…。
つまり、「落とす」試験官と「受からせる」試験官が
存在するようです。
私が一回目の試験で当たったのは、
「落とす」試験官だったのでしょう…。

通常の基準はもっと緩いと思います。
事実、二回目である今日は、
そのようなことは起こりませんでしたので。


周りの人の話を聞く限り、
安全確認を怠ったことで落とされることが多いようですね。
試験では、肩越しにしっかりと、大げさなくらいに
振り向いて後方を確認してから曲がらないといけないので。
これをしないでエラーを出した人を何人か知っています。


6)試験終了

DMVに帰ってきて、駐車をすると、
車の中で試験官の講評を聞かされます。
あそこの場面ではこうするべきだった、
もっと安全確認をしっかりしろ、など5分くらい講評が続きました。
受かったかどうかは最後に言われるので、
講評中は結果が気になって、聞くどころではありませんでした。

最後に、「おめでとう、合格だよ!」と、
講評の時とは一転して笑顔で評価シートを渡してくれました。
減点が8点もされていて、優秀とは言えませんが、
何はともあれ、ほっと緊張の糸が切れました。
これが私の評価シートです。
Dmv


車を降りて、試験官にお礼を言ってから、
評価シートと仮免許証を持って受付に手続きに行きます。
正規の運転免許証が発行されるまで時間がかかるので、
この場では、一時的な免許証を渡されました。


まったくの運転素人の状態から、
計8時間の練習で免許が取れてしまうと考えると
少し怖いものがありますが、
カリフォルニアの道は、広くて直線的で見通しが良い上に、
人通りがほとんどないので、問題ないのでしょう。

ちなみに、免許取得までにかかった費用はというと、
・ミラコスタカレッジの免許講習代300ドル
・筆記試験を受ける際の受験料30ドル
・二回目の実地試験料7ドル(初回の試験は無料)
のみです!計337ドル!!

日本で免許取ろうとすると30万ほどかかるそうですし、
そう考えるととっても安いですよね。
ちょっと得した気分です。


運転練習に付き合ってくれたり、試験当日も車を貸してくれた
ダイアンには、感謝しかないです・°・(ノД`)・°・
これから車を手に入れれば、私のカリフォルニアライフは
もっともっと楽しく、快適になることでしょう(´∀`)
これから試験を受けるみなさん、頑張ってください!
では~