ヤマトタケル 日本武尊という 人物がいる。 この皇子は 景行天皇がもっとも 信頼して、 いずれ皇太子として 次の天皇にと 考えていた。 熊襲・蝦夷征伐 の説話で有名で 今日でも 現地に残る神社などで 跡づける事が できる。 軍人として 優れていただけでなく 大政治家としての 資質を 備えていた。 遠征・行旅の 途上で倒れたため、 その政治的才能を 振るう機会は 来なかったが、 彼は 死に際して 一通の遺書を父景行に 捧げたのであった。 -つづく-