伊藤東涯 学問をするには、 かならず 一定不変の 志が なくてはならぬ。 なんら 定まった志がなく、 今日は この書、あすはあの書と、 手当たり次第に 書を読んだのでは、 舵のない船が 波に任せて、 どこへ 行き着くか わかったものではない。