昨年末ですが、仕事を終え、帰宅するはずの私ですが、後輩から
「男二人で最後の忘年会しませんか?」
時計を見れば、午後10時。
「軽く食事して、帰ろう!」
快諾したものの、後輩はこれから石巻~戻るという・・・
時間をつぶすかと思い、馴染みの立ち飲み屋へ行くも貸切。
仕方が無いので、お洒落なショットバーへ(本当は行きたくない・・・)
だって、不似合いなんだもの![]()
軽くビールを飲むのですが、連日の忘年会の飲み疲れからか、全くと言っていいほどお酒が喉を通りません。
すると、隣の席(カウンター)の見るからにお金持ちそうなカップルが、仙台の情報誌を見ながら、
「やっぱり全然分からないね・・・仙台」
女性からの切ない声。
「どこ楽しいんだろう?ねえ、お店の人!」
ちょっと荒れた声の男性。
「阿部さん・・・オススメどこですか?」
無責任に話を振ってきたマネージャー・・・
「正直、僕も分からないです。自分は後輩を待っているだけなんで・・・」
店に対して、場違いの雰囲気の私は、必要以上に恐縮してしまい、片言の日本語。
「観光ですか?」
「そうなんです!ノリで!」
ノリで仙台来るなとも思いながら、不毛な会話をしておりました。
次の店も決まらず、どうしていいか分からない二人は、必要以上に私に話かけてきました。
そして、奇跡的に好きな映画俳優の話になった時、彼が口にしたのが、意外にも
ロバートダウニーJr.でした。
そして、彼は
「一緒にアイアンマンのPROJECTを仕事したことあんだよね。」
ホントかい!
「でも、彼の映画だったら、『レス・ザン・ゼロ』が好きですね・・・」と私。
この言葉が、彼の警戒心を解いたのか、矢継ぎ早に映画の話をしてきた。
「最近、ハマった映画は何?」
「韓国映画なんすけど・・・『チェイサ―』っすね」
ここでまた奇跡的に意気投合!
「今日、ご馳走するから、帰りまで一緒に飲もうよ!」
「いや、後輩来るんで・・・」
「呼べばいいじゃん!」
後輩に電話
「なんかこんな展開なんだけど、来る?お金持ちっぽいよ・・・」
「行きます!」
ノリのいい観光客と、厚かましい後輩。その間に挟まれる場違いな自分に引け目を感じている男・・・
展開を想像するだけで、二日酔いになってしまいそうな感じですが、
その10分後に後輩は合流。
後輩が来る間に、やっと名刺交換。
それはそれは吃驚するような、今をときめく会社の取締役さんでした。
そのショットバーをでるときも、
「従業員全員にシャンパンどうぞ!」
この言葉を案内した三軒で披露し、見た事もないようなカードでの支払い。
私と後輩は、記憶が無くなる位飲まされ、
次の日、しんでおりました。
ここまで引っ張って、何が韓国映画なのか?という事なのですが、
はい此方
「ノートに眠る願いごと」
最高に綺麗な映画でした。
この映画を見て思うのですが、出会いというは本当に素敵で、全て必然なんだなと思ったので、
長いお話を織り交ぜてしまいました。
今回の出逢いが、私の人生を揺るがすような素敵な出逢いになれば・・・・
というより、素敵な人とお付き合いできるような、素敵な人間になりたいと心から思った年末でした!!
終わり!!
