久し振りに森田童子の曲を聴きましたがヤバイですね~

何がヤバイって、寂しさとか哀しさを超えた感情表現があるような気がします

 

経済成長の真っ只中であまりモノが無かったし、情報量も少ないし、薄暗い木造家屋、あるのは人間だけで、男と女だけなので自然と濃厚な人間関係が構築されていくのだろうと思う。そして生きるか死ぬかというよりも死ぬまでの過程もあまり考えられることなく生きてきちゃったけど今までに多くの人と接してきたし、人と接することが基本だった時代だったので、相手のことを細かく観察して表情から考えてることなどを把握できるくらいの様々な感情が入り乱れて表現された曲になってる

 

 

たとえばぼくが死んだら

 

歌いだしが、たとえば  ぼくが死んだら  そっと忘れて欲しい

 

 

さよならぼくのともだち

 

歌詞が・・・やばい

行ったこともないメキシコの話を
君はクスリが回ってくると
いつもぼくに くり返し話してくれたネ


仲間がパクられた日曜の朝
雨の中をゆがんで走る
やさしい君は それから変ってしまったネ

 

刹那的でどことなく死を目指していたかような

タブー的なワードも盛り込まれてる

 

高校教師という映画というかドラマがあったと思うけど、あれの主題歌を謡ってましたね。高校教師と生徒との恋愛、同性愛、近親相姦などタブーだらけの作品にはピッタリな楽曲だとおもう。高校教師で主題歌は ぼくたちの失敗 という曲です