2023年10月某日、それは新橋駅のルノアールでの出来事でした。
良物件うぉーかーは問い合わせのあった顧客との商談を実施していました。
隣にいた結婚式帰りの二人組の女性、『昨日不動産の契約を行った』『信頼している人の紹介だから、あまり確認せずに契約しちゃったけど大丈夫かな。。。？』という心配の声が聞こえました。
商談を終え、勇気を出して声をかけてみたところ『横浜は戸塚の新築物件を契約した』とのことでした。
勤務先を聞くと、大手証券会社で働くバリバリの20代キャリアウーマン。
話をきくと、会社の部長クラスから勧められた不動産会社による商談の末、新築物件の購入をしておりました。
内訳を聞くと下記の通り、、、
3200万円
戸塚駅徒歩12分
25㎡
新築
『確実に、、、やられておる、、、』
僕はそこからPCを開き、戸塚駅周辺の築十年前後の販売中物件、レインズの成約事例を見せ、10年後、残債と比べ、運用中のマイナスCFを計算すると『損失は1000万円』に上ることをお伝えしました。
だんだんと女性の顔が青ざめていく、、、
『この物件、どうにかなりませんかね・・・？』
幸いにも、契約して1日、クーリングオフ対象エリアでの契約、対象期間内であったため、そのまま郵便局にいき、一緒に内容証明を提出し、事なきを得ました。
その女性、その後は安心したのか、母親に電話し、泣いておりました。
しかしそれで恐怖心を得たのか、とても感謝はしてくれましたが、不動産の購倍意欲は激減、、、
購入する場合は必ず良物件うぉーかーに頼んでくれると言ってくれていますが、
いまだに購入には至っておらず、連絡をただただ待っている状況となります。
この一連の流れで学んだことは下記の通り
① 大手勤めの世間一般的に見て賢い人でも騙されることはある。
② 大手は権力のある部長クラスとタックを組み、巧妙に顧客を獲得する仕組みを作っている悪徳業者がある。(おそらくその部長クラスの方もバックもらってるはずです。)
③ 物件購入の際ははやり市場の価格をよりマクロから見て判断する必要がある
④ 信頼は注意、しっかり根拠付きの提案をしてくれる営業マンが必要
⑤ どんなに誠実な対応をしても、一度恐怖心を抱くと購買意欲は激減する
本当に注意が必要だと思った事例でございます。
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