こんにちは。
今日はちょっと、ご報告をさせてください。
書かないと
先に進めないと思ったので、
どうかお許しください。
大好きだった 父が
突然、本当に突然、逝ってしまいました。
沖縄生まれの父。
単純で、おもしろくて、真っ直ぐで。
本当に、太陽のような 人でした。
正義感が強すぎるところもあり、
口論になる時もあったけど、
最後はいつも
必ず自分の気持ちはさて置き、
私の気持ちの方に寄り添ってくれ、
味方になり応援してくれたお父さん。
家族の幸せを
いつも一番に考えてくれていたお父さん。
そして
絶対オレは長生きする、と言ってた、お父さん。
その日も、いつものように、
車を運転しお友達とゴルフを楽しんで、
帰宅したらいつも大切にしている車に
カバーをかけるのだけど、
「明日も出かけるから、 いいか」
とそのままにして、
着ていたレインコートも自分で洗って庭に干し、
リビングの電球が切れたからと、
お母さんに足を押さえてもらいながら
テーブルに上がって取り替え、
けどサイズが合わなかったから
「明日電気屋に買いに行こうか」
と。
家でのひと仕事を終え
定位置のリクライニングチェアに座り
大好きなテレビをうとうと見ながら、
そして
そのまま、みんな残して 父は逝ってしまいました。
母が、梨とヨーグルトを持って行った時、
いつものように寝ているだけだと思って、
静かに呼んでみたけど
いくら呼んでも起きなくて。
そっと手を触れると
冷たくなっていて 脈もふれてなかった。
本当に眠ったまま、静かに逝ってしまいました。
母からの電話でその事を知った時、
私の細胞、
全てがそれを受け入れる事が出来ず、
ただ、叫んでいたと思います。
泣いて叫んで、
その事実を
ただ、拒絶する事しかできなかったのです。
私は
お父さんがとても大好きでした。
家を建てるため、土日も休まず働いて。
でも、家族旅行もたくさん計画してくれて、
うちには、そんな旅行写真が溢れていました。
怒る時は、本気で怒って、
間違ったら、ちゃんと謝って、
泣きたい時は、泣いて、
喜びは、人と分かち合う。
人として大切なこと、
たくさん教えてくれたお父さん。
そして、
もう直接触れることができなくなって、
また、
大切なことを教えてくれました。
今日も当たり前に生きている、ということ。
今日も好きな人に「大好き」と言える、ということ。
抱きしめあい、ぬくもりを感じられる、ということ。
見つめあえる、ということ。
今日も笑っていられる、ということ。
自分の想いを、自分の口で伝えられる、ということ。
これらが、
どんなにありがたいものなのか、ということ。
お通夜のあと、
お父さんの目尻から
それまではなかった、涙のようなものが出ていて…
もう、
動けなくなったお父さんができた
唯一のメッセージだったのかもしれない。
やり残したことも、
言いたかったことも、
きっと、たくさんあったよね。
「ない、ない」探しはもうやめる、お父さん。
まわりには
たくさんの愛が
今までも、溢れていたし、
これからも、たくさんやってくる。
そうだよね。
私達はいつも
あたたかくて大きな愛の中で
生きてるんだよね。
世の中は、優しい。
愛で、溢れている。
闇をみるのは
もうおしまいにして
あたたかい愛を
どんどん循環させていく。
いつ、何があっても後悔しないように。
お父さん。
たくさんの愛情で
ここまで育ててくれて
本当にありがとう。
お父さんの子供でいられて、
わたしは幸せでした。
これからも
ずっとずっと、大好きです。
そして、
これからも、
そばにいてね。
おとうさん
育ててくれて
ありがとう。
皆さんからの
あたたかい心のこもったメッセージや
お言葉に本当に救われました。
心から 感謝いたします。
おかげさまで
前を向いていけそうです。
今後ともよろしくお願いします。
どうもありがとうございました。