ここのところ北朝鮮の問題で、危機感を感じる人も多いでしょう
歴史は繰り返すというか
愚かな人間はいつの時代でもいます。
今夜はチョット視点ヲ変えた話を致しましょう
私はよく仕事で中国に行きます
だから中国の歴史には関心があり、いろんな本を読んだり
中国の人に話を伺ったりもしました。
みなさんご存じだと思いますが「酒池肉林」という言葉
この言葉のイメージどうとらえています
こんなイメージでしょうかね
もうちょっと、深く突っ込んでこの言葉の語源を開設しますと
3000年以上も前の話、中国古代における悪徳暴君の代表として、夏の桀王がいました。
桀は悪逆だったばかりでなく、知恵と勇気の持ち主でもあったようです、虎を素手で倒したとか、逸話もたくさんありますが、ここでは省略します。
悪逆非道な桀(ケツ)も、女に対しては優しかったようで、山東の有施氏を討ったところ有施氏はたくさんの財宝とともに、一人の美女を献上し、和を乞うた。 その女の名は妹喜(ばっき)といいます。
桀はこの女をみたとたん腑抜けのようになってしまいました。いままでの宮殿では、この美しい女にふさわしくないと、新たに豪華な宮殿を造営し、、その落成式には数千の美女を集めて踊らせたのだが、その舞楽が終わると、フェミニストの桀は、踊り子一人一人に酒をついで回った、それを見て妹喜は言った、
「王様それでは時間のムダです、いかがでしょう。お酒の池を掘り、その周りに肉の山と肉の林を作って、女たちに好きなだけ飲んでり食べたりさせるのです。」
桀は手を打って賛成した、さっそく工事をはじめ、船を浮かべられるほどの大きな池を掘り、底には真っ白な砂を敷き、酒を満々と湛えられた。池の堤防は土の代わりに酒粕を、掘られた土を池の周りに山と積み、たくさんの木を植えた、山には緑の布が敷かれ、そこに岩の形をした肉のかたまりを置き、気には肉片がぶら下げられた。これが「酒池肉林」の語源です。
工事は完了し、桀は妹喜と二人で船に乗り酒の池をまわり、数千の美女は、池の周りで舞い、鼓が鳴るとそれを合図に池のほとりに駆け寄り、身をかがめて池の酒を飲み、次の鼓で肉の林にかぶりつく。・・・・
舞い、酒を飲み、肉を食らう日が続き、中には合図の鼓で岸にかがんだときに酒を飲む気力もなくなって、そのまま池に落ち、おぼれて死ぬ、踊り子もあった。絹の舞衣裳も汚れるたびに新調されたが、絹といえば妹喜は、
「絹を裂く音は、とても気持ちがいいものでございます」と言った
すると桀は、民に毎日毎日、百疋づつの絹を献上させ、それを宮女に引き裂かせた。妹喜は椅子にもたれて、その音を楽しんだ。
桀王のこのような浪費は、国の富をすっかり空にしてしまった。
それを補うために桀は、しばしば四方の国を討っては、ほしいままに略奪し、夏の国民は老若男女を問わず、日夜労役に駆り出されこき使われた。
これから5年のちに、夏は殷の湯王に攻め滅ぼされることになる。




